精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

閉鎖病棟の扉の象徴するもの。

鍵をかけられ自由に出ていけない重たい扉があった。 比喩ではなく現実の閉鎖病棟の入り口の扉だ。 外に面した窓にはすべて格子がはめられ風景を見る視界は区切られている。 ドクターにたてつき興奮しきって部屋に戻った他の患者仲間は 自分を鼓舞するように…

受け容れていく人生、受け容れていくビッグスマイル。

10代・20代のときは判りにくかった。 人生に現れたものがすべて「つまらない」と感じて拗ねていた。 実際何もかもをつまらなくとらえてしまい傲慢な時代だったと思う。 傲慢ゆえの若さだった、ともいえる。 今では「人生は受け容れてから咀嚼する物語」だと…

縁が動くとき。

昨日のエントリーの結びとして「発散は外側に思考は内側に」と書いた。 なるほど今まではその逆をやってきたから人生躓いていたんだな、とひとりごちた。 その逆、とは相手が変われ!とばかりに心が暴力的に発散し たいして自分を省みない状態だった。 イラ…

ウォーキングしていて良かったこと。

・ストレス発散になった(デイケアに頼らずとも大丈夫な毎日になった) ・酷かった腰痛がほとんど出なくなった ・左膝下、かかとが氷のように冷えていたのがほぼ解消された ・アローゼンでしか出なかった便通がアローゼンを減らしても毎日あるようになった …

花とともに歩く季節。

昨日は近隣をウォーキングした。時々ゆるジョグを挟みつつ約40分。 今は歩くにはいい季節だと思う。春の花がめいっぱい咲く時期だからだ。 それらを眺めながら脳内に好きな曲を浮かべリズムよく歩く。 20分を越えたあたりで脂肪の燃える感じが本当にしてくる…

本当はずっとヤセたくて。細川 貂々

このコミックエッセイで細川貂々さんは右往左往しながらダイエットに成功する。 それは自分の生活を見直し楽しみながら痩身へ向かう描写になっている。 「自分に勝ちたい!」から「自分を変える」までありがちな失敗を繰り返し ツレさんの助言もだいじに考慮…

このままの調子で毎日1時間以上のウォーキングをしていたら、

このままの調子で毎日1時間以上のウォーキングをしていたら 来月には2kg減になるだろう。 甘い期待を寄せていくのもそこそこにして 一喜一憂も結果に振り回されるのもやめよう。 ほぼ毎日大砲を打ち上げたみたいに苦しまず入眠して 10~12時間眠れることに今…

村上春樹の小説的な日常の丁寧さ。

村上春樹著「海辺のカフカ」に登場するある出来事で知能のほとんどを失くした ナカタ老人。(知事さんにホジョをいただいて暮らしております)のナカタさん。 彼が近隣の人々に良い感情をもたれていたのは元々の礼儀正しさを含む 日々の身じまいのこまめさだ…

一日一回の少量の薬がきまるまでの歩み。

故郷の精神科(結構な大病院)に入院・通院しての所感からまず初めに。 20年近く通っていて「君はもう薬をのまなくていいよ」と仰ったドクターは1名。 他にも何人かの医者にかかった。全員が「一度こちらが出した薬は変更せず 生涯服用していただきますよ」と…

長生きスウェット。

私のパジャマ代わりにしているスウェットのパンツ。 たしかユニクロで1500円したと思う。 5年越しのくたくたのスウェットの破れたところをフェルトでツギあてをし、 ウェストのゴムが緩んだので100円で紐を買い糸通しでとおし、 紐の先には手芸屋で買ったウ…

寛解な感じが時々ふれては温かい感情をおぼえる。

人間じゃない扱いを入院中に感じても、 退院が決まると誰もが日常の動きに静かな積極性が生まれてくる。 表情も落ち着き全体から優しいオーラまで出てくる。 お薬では心は治らない。 それでもヒリヒリとくる精神を鎮めることはできる。 お薬では心は治らない…

気持ち、じゃなくて身体。

「気持ち、じゃなくて身体(症状を)を言いなさい!」 呆れたように女医が言う。 この一言で精神科は心をケアしないのが普通なんだ、と 私の心は閉じてそのままになった。 何度も入院を繰り返して看護師が自分たちの仕事第一の姿勢を見ると 患者の心は置いて…

服用する薬の影響がまた精神病者っぽさを深めていく、とは。

デイルームで思考途絶になってベンチに横たわっている子がいた。 元があかるい彼女はそれまでに時折「今、話しかけないでもらえる?」と 苦しそうにしていたのを思い出す。服用しているお薬の影響でもあるらしい。 デイルームのテレビが精神的に見づらい、内…

大きくマルをつけてあげよう。

ようやく布団から剥がれて世界へおはようと言う。 AM3:00頃の時刻を見たのだけれど身体のGOが出るまで起きられなかった。 この前の初冬の早朝覚醒の頃の不安を思い出していくと 自分の感覚が納得する起床時間は本当に狭い。 何時に起きても私が私にマルをつ…

運命キャッチ。責任をとりながら前進。

何の病気でもどんな薬を処方されても こちら側では受け容れるという心の動きが必要とされる。 たぶんそれは誰の人生のどんな岐路にも必要で。 自分から語れることは本当には少ないのかもしれない。 受け容れて進んで小さな発言にまで責任をとってさらに進む。…

葛藤もネガティブも自己責任から輝きだす。

自己責任の意識が芽生えると 葛藤もネガティブも変容し元からの意味まで変わりますね。 ただただ澄んで魅力まで出始めます。 そうして反転のネタ(ネガティブ)を幾つも持っていることはしあわせです。 自力で別物にし心身を諸行無常の永遠にする歓びは格別…

いつだって歓びたい。

歓びたい。 あなたにはあなたの、私には私の、あの人にはあの人の、 千差万別の歩み方が存在するだけだから。 歓びたい。 その光りのゆくさまを誰も止めない。 止められるかに見えるのは内部の拘りにいちいちしっかりぶつかるからだと思う。 僕の「許せない…

時を待つだけ。でも声は上げてくよ。

思い出してきた。アカシジアが出たときに症状を抑える薬として アキネトンとピレチアをのんでいるときには ジスキネジアも出たんだった。あれは副作用がさらに広がっていたのか… ジスキネジアとしては首や喉のあたりがおかしな感じに突っ張って 違和感がしば…

ありえない、といわないで。

苦しさを訴え続けても医者たちは口を揃えて 「この量の薬でその副作用はありえない」 とスルーされてきた私のアカシジアとは一体何だったのだろう。 今それを掘り下げてもしょうがなさすぎるのだけれど アカシジアにまみれた日々は私を解放してくれない。 と…

巨大だった不安の変化。

自分がなじんでくるまでに50年近くかかった気がする。 それが「末広がりに治っていく」と仰った院長先生の言葉どおりだと思うし、 不器用なりに自分の行動の穴(バグ)をできるだけフォローしていこうと 遅すぎたにしてもようやくその当たり前のことを思える…

サイドバーにはてなハイクを設置しました。

はてなハイクにその日ふたりで行ったウォーキングコースのログを残しています。 はてなハイクを右サイドバーに表示させてみました。 楽しんで歩いています。毎日いちにち完結の旅をしているかのようです。

私サイズでくるみこむ。

浅草へ行く機会があり浅草寺にお参りしてきました。 地方出身からすると「今日はお祭りですか?!」と 聞きたくなるような人出と誰もがみんな晴れやかな顔をして こちらのテンションも陽の気に引き上げられたのです。 自然風景には心が引き上げられる効果が…

飛びはねる感覚。

5才や13才の身体感覚は天国にいたみたいにしなやかだった。 それでもそこを経験してきたので感じとしては残っている。 面白い。大人ってそうやって子どもを見ていたんだ。 お金や物では絶対飾れない生きる美しさを見ていたんだ。 年をとると理解できることが…

プロセス。

私がどう見えるか、 ううん、そんなことよりも 私がどう生きたか、どう表現したか。 どうやって答えにたどりついたか、 どうやってその歌を覚えたか、 どうやって伝えたのか、 どうやって微笑めたか、 どうやって満ち足りたのか、 私がどう見えるか、よりも…

ウォーキング再開。

暖かい日でしたね。 ソメイヨシノもしだれ桜も遠くから見ると これから咲く花の予感のオーラがいっぱいで ぼうっとピンクに霞んで見えます。 夫とウォーキングを再開しました。 ふたりとも同時に体調が戻り今日のような春めいた日に 歩きだせるとはとても嬉…

リラックスして体重微減。

リラックス(心からの安心)状態になると食欲もちょうどよく収まるんだろうか。 風邪をひいてから運動を控えていたのに体重が微減した。 東日本大震災後に太りはじめた現象と反対のエネルギーなんだろうな。 震災のときは不安から増えた食欲だった。 今回の…

自分の人生と相思相愛。

愛すると同じだけ返ってくる。 自分の人生と相思相愛になっている人は バランスがとても良く素晴らしいです。 そのまま生きて静かにあかるく過ごしている。 周囲にいいものをいっぱい与えている。 人の心に必ずある太陽の部分を信頼して生きる。 人間として…

ときめきは自分と等しい。

福寿草の咲いている季節ですね。 出かけた先で撮った花を写真屋に出すことなくPCで観られる。 あの頃夢中になった映画や曲もPCで観たり聴いたりできる。 今の環境のごく当たり前を享受している。私たちは幸せを自分なりに数えられる。 ときめきが灯るのは自…

誰もが順調な心の旅。

内観の少し周りをぐるぐる巡っていようともそれがその人の順調な道のりだろう。 人間は否定形に慣れ親しんできたのですぐ「それは違う」「おかしいのは向こう」 と言い放ちがちなだけだ。そうして暮らしていくうちに必ず疑問に思ったそれらを 自らに引寄せて…

次のドア、次のフェイズ。

体重が減ったその数値でキープしている。 快眠が続いて運動にハマって僅かながら成果が見られると嬉しい。 せっせと買い物に出かけるなど1日の歩数を増やしていくのも楽しい。 「意欲的だよね」これと同じフレーズを昨年の11月も夫が言った。 あの時の心境よ…