精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

古い体制からここまで。

自分の目でとらえたものの どこからどこまでが真実か。 人の評価があてにならないのと同じように 私のまなざしもあてにはならない。 医師からすると副作用の不具合をわめきたてる(苦しいからね) 患者の様子は滑稽でしかなかったろうが、 私の身体を通して…

自分から自分へ繊細な観察。

苦しみの発露は見つめて欲しい心の合図。 「苦しんでいるんだね」「泣きたいんだね」と 自らが観察すると思いのほか鎮められていく。 第三者にコボすとこうはいかない。表現の仕方によっては間違って伝わったり 全然的外れな点を拾われたりするなど本筋から…

暗い反転。

スヌーピーの布製サブバッグとステンカラーのコート。 パーマはかけられないので登校前にブローでサイドを流した髪。 長くもない短くもない厳しかった校則を念頭においた制服のスカート丈。 自分のあかるい16歳を描写すると外側ばかりを列挙するけれど その…

晴天は味方。

ここへ来てから年末年始にまつわる憂鬱は消えた。 今の暮らしにはそのような気楽さがある。 東京への憧れを子供らしく綴った作文の存在を思い出した。 文集に載せるためのイラストもとても楽しく描いたっけ。 東京駅に新幹線から一歩踏み出した興奮とときめ…

澄む意識が連れて行く場所。

自分のためにしたことが周りのためになる。 健康に配慮したり愛情で動いたことが 巡り巡ってこの星が受け止めていく。 誰の評価も関係のない場所で澄む意識が 誕生のときに携えていた「この世で生きる意気込み」を発見していく。 好きなことはすべて生きる要…

いつでも引き寄せたのは自分。

自分自身は満たされるものではなく満たしていくものだと読んだ。 1)満たしていく 2)だから満たされる そのような流れで運命が出来ている。 入院前は確かに自分を削り取るような行動・思考をしていた。 希死念慮に取り巻かれ暗い淵に自分を追いやる。 自…

「蔑ろ感」の解放と「蔑ろ観」の使いでの大きさ。

蔑ろ感は制御していくより認めて解き放ったほうが後々のためになるみたい。 みたい、というのは私がそれを認識していく途中だから。 蔑ろを感ずるより蔑ろを観察する。 問題はよく観てもらったら大人しくなる。 リアルに感じ取るとただただ振り回されていく…

重いドアが開く。

退院が決まると心は静まる。 天候のいい日が増えてくるように感じる。 心が精妙な世界へ移動したんだろう。 入院から退院まで心がゆくトンネル。 入り口では「なぜこんなところに」と内が叫ぶ。。 「なぜこんな人たちの中に」それにしたって自分だって同じ病…

私が選んだ。

病気に甘えたことはなかったか。ある。 病気だから、と依存の正当化になったと思う。 病棟仲間を見ると自分がそのまま映っている。 なるほど私がこの並行宇宙を選んだと見てとる。 そろそろと心はセンタリングする。 「失敗しても学べばいいんだよ」 そうだ…

キーボードに指をのせると、

PCに向かってキーボードを打ち 文章を作成したいという情熱が 私の再入院を食い止めてくれている。 キーボードに指をのせると祈りめいたものが胸のうちではじまる。 今日も野菜をたっぷり食べた。 街へ買い物をしにすこし遠くまで出かけた。 夫との生活はい…

楽しさと安定。

ひきこもっていた時期の比較的元気だったときには 家でできる暇つぶしになるものをすべてやった。 手芸・読書・クロスワード・ビーズ細工・ジグソーパズル タイピング(後にPCのキーボード操作に役立てた)・文章・イラスト描き すべて趣味の範囲で下手の横好…

今を謳歌するまで。

秋を無事終えると安心する。 脳裏で病状を崩しやすい時期をかなり意識し緊張して過ごす。 日照時間や天候に左右されるとしても大いなるまなざしで見たら 自分のどんな状態も「自然」であることには間違いないけれど。 話は大きく変わる。 もともと太りやすか…

自愛。自分に在った答えの発見。

自愛は文字どおり自分が自分にすることなので、 そのために怒りを持たないようにつとめようとする心の動きに自然となった。 怒りを吐き出さないと デトックスにならなかった時期は 既に終えたような気がする。 何がどうしてそうなったという説明はできない。…

泣かないで 命は美しいよ

哀しみにくれる自分と 歓びに踊れる自分と 毎瞬どの自分を選択するかだけだと思う 選べることに気づくだけだと思う 自分を活かすエネルギーを生涯出していく 覚悟ができていたから今ここに心臓の鼓動を抱いて生きている 泣かないで 命は美しいよ

美しいひと。

駅前でとても綺麗な女性を見かけた。 初夏の頃、そのひとはちっとも汗ばんだ様子もなく、 生きているお人形(実際にジェニードールのティモテみたいだった) のような人間離れした雰囲気を持っていた。 携えている気持ちや感覚も違うだろうな、というのが 一…

やわらかくいよう。

気負ってピリピリしている。 文章にも出ている。自分を反省しよう。 病を招いたのは自分自身の拘りと頑なさと緊張感だ。 柔軟でありたいな。いつでもどこにいても。 こわい顔をして自分がますます固くならないように。

2つの方向から見た人生。

病気が私を人生から退避させ 病気が私に人生を工夫させた。 2つの矢印の方向はまるで真逆。どちらも必要だったのだ。 許せない出来事や言葉や態度や このために生まれてきたのだ、と思える出会い。 相反して起こるそれらは物好きにもこの世に生きて体験した…

言われるがままへ、風穴。

「あなたらしくないことをしましたね」 慌てて設けられた診察の場で医師の第一声。 副作用の辛さが(他の患者さんの分も)一向に通じなかった抑圧が溜まり、 私は故意に病棟内で暴れた。 「私たちが心からのみたいと思う薬を出してください」 黙って聞いてい…

受け容れて解毒。

長く被害者意識のうちにいた。 「入院させられた」「薬漬けにされた」 「自分の選んだものをことごとく反対された」 いつの頃からかあえてそれらを濃密に言葉化せず自分製の毒にしないようにした。 母の言った「気にしなければいい」とは真実だった。 「その…

どんなふうにでも変われる自分。

あなたはあなたを生きるのが一番安定している。 病院にかかっていてもお薬をのんでいても 働いていなくても社会に助けられていても自分でいることはできる。 どんな状況・設定、カリキュラム・プログラムが あなたに降ろうとも自分でいることができる。 むし…

気持ちを見つめて。

精神科では心を見ないものだなあ。 「気持ちではなく身体の調子で説明をしてください」 カウンセリングとは一線を引いている。 病院なのだから理屈ではわかる。 癇に障ったことなら一冊本が書ける。 でもしない。あれは自分の心のあらわれだった。 私が自ら…

自愛の季節。

30代前半までに十何回かの入院を経験して それから15年ほども病棟生活をしていない。 これから先は入院の危機が再来する予感もないかな。 入院歴から見ても確かに末広がっているぞ。 今までさまざまに病棟で怒るひとを見かけてきた。 私は精神病を通して葛藤…

運命スイッチ。

魔法でも奇跡でも名前はなんでもいいんだ。 そのスイッチを入れるのは自分自身。 自分の中身と連動している。 自分の内側と連動している。 磨こう、運命。 外側がどんな姿かたちをしていても あかるく過ごしているひとの力強さを知った。 嬉しく楽しく過ごし…

バランスをとってシェア。

やじろべえのセンターを意識する。 端の2点のバランスをとる、それだけでもじゅうぶん。 この世の中では大人になるというのがそうだし、 そこから逸脱したらお薬で調整、というのが自分の人生だった。 ひとそれぞれで違う事情のこころのシェア。 重なりあう…

自分を好きになっていく物語。

16才で死のうと思ってみたり くだらない笑いだけに偏ってみたり かんたんに泣いたり俄かペシミストになったり 怒りを調理してぜんぜん別物に変えてみたり 右往左往で着替えたりスポットライトを夢みたり 自分を好きになっていくデコボコのストーリー いつの…

メリークリスマス。

誰もが喜怒哀楽を自由に表現して 歓びでこの星を動かしていきますように メリークリスマス

なんとなくのセンサー。

気乗りがするか・しないか 自分の感じたとおりでいいみたい。 スピ本には「なんとなくセンサー」の感じるままでいいと書いてある。 えー、なんとなくでいいんだ、って最初は思った。 イエス・ノーどちらを選んでも大元へたどりつくには差が無いというか 求め…

自分にアクセス(内観する)。

デイケアに通う仲間は先々の不安をそのひとなりに抱えている。 体調がしんどいかたも多い。 私も突然噴火したように泣いたが珍しいことでもなかったみたいだ。 出席傾向でもそのかたの様子がほんのり伝わる。 出てこれなくとも皆さん生きるのに必死だ。 女性…

ととのえ好きにうまれかわる。

病によって風呂嫌いという時期が結構あったけれど、 今では夫に「風呂好きだねえ」と言われて自分でびっくりしている。 キレイにすると気持ちいい。 単純な真実なのに心に染みこむ速度とタイミングは人それぞれにあるらしい。 今がぜんぜんダメでも最善なと…

コーヒーとコーラ。

コーヒーは缶コーヒーですらも制限されていた。 「興奮するのでいけません」というふうに指導されていた。 制限されるからか病棟内でコーヒー好きは多かったように思う。 パン食の朝にコーヒーがつく日があり給食のカレンダーを見ては 楽しみにしている者が…