精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

震え体質。

書類を書き込む作業をした。 アカシジアの影響下にあるような手の震えを書き込みながら感じていた。 判子を押すのにも手の動きが自然ではない感覚がした。 アカシジアというより自分の元々の不器用さから来ているのかもしれないが。 私の感じてきたアカシジ…

言葉を失くす部屋。

他者に「これくらいはいいだろう」とこちらが勝手に判断して 無遠慮なふるまいをしたことを幾つか思い出すにつけ、 もうこちらが忘れ果てている不躾なふるまいもあった筈だと思いいたり なんて無礼な自分だったんだろう、その良くないエネルギーはどこまで …

深さを知りに。

ありがとう。 これまで感謝の足りない人生だった。精神病が教えてくれた。携わってくれていた人々の働き。経済的に守ってくれていた家族。これまでを受け止めてくれた夫。 ごめんなさい。 私の気分で苛めてしまった人たち。あの頃の私はどうかしていた。心の…

これといって正解がないから。

これといって正解のない世の中だ。 (1)これといって正解がないからただ不安になる。 (2)これといって正解がないから色々やってみる楽しさも出てくる。 病気のときは(1)で 落ち着くと(2)になった気がする。 知識を詰め込まなくとも特に備えていなくても心次第…

送れるものを精一杯。

良心の痛みに泣き続ける。 泣き続けてふと、 自分で気がついていない罪深いことが幾つもあるのではないか、と 思いめぐらすようになった。 山ほどあるんじゃないかと思った。 すると向かいあうべきはやはり今しかなくて 泣いているよりは立ち上がるほうが生…

自分次第のシンプルさ。

ほとんどの事実に沿って文章を組み立てていくのはこのブログが初めてになる。 これまで書いてきた幾つかのブログにはまったくしてこなかった書き方だ。 出来事を匂わすだけの文章から、いっこ上がった高揚感で書いている。 ここでも私が感じたなりを綴るから…

今までを縫い閉じながら暮らしている。

親戚には「精神薬をのんでいると本当にすごくイイの!」と仰っていた かたがいたので家族の病院へ対する信頼は厚かった。 今だから言う。「効き方は人それぞれで病院の対応も医者の対応も各々違う」 実家では私に何かあればA病院に入れておけば安心、という…

自然なあかるさ。

夫は心からあかるい。周囲に心配をかけないようにする心遣いや優しさ以上のものだと思う。自然にしていてあかるいのだ。 自然なあかるさにつられてこちらも元気になる。 類稀なる才能だと思う。 ここへ来るための今までだとしたら 苦しかったこと、泣いたこ…

心に畳み続ける。

どんなに不本意でも自分が選んだ道なのだ、と心に畳む。 畳める自分になる。 未だに浮かぶ口惜しい思い出は淡く重さを失くしていく。 私は働くなど社会的に責任を負うということはまるで成し得られなかった。 どうやらその方向に運命は向かっていないらしい…

超リラックスという解。

テレビで季節の番組改編期に2時間3時間の特別番組が流れていた頃に 「あれはオレのおかげなの!」と言い放った患者仲間のことを思い出した。 その手の勘違い発言に過去心当たりがないわけではない私は、 幸福の享受をそのように自分のおかげと表す心の動きは…

動け、動け、不器用なりに。

便利な道具があろうと その時には出すのが面倒だったりして 使ったためしがない。 物が増えても豊かになった気がしない一幕だ。 私は生来の不器用でお惣菜のパックを開けるだけでもモタつくほどぶきっちょだ。 その上に開かないものを「えいっ」とハサミで無…

夏が来る。

昨日は通院に行って来た。 「10時間以上眠ってます」と伝えると 先生は「寝すぎじゃないでしょうか」と答えた。 うーん。本人は絶好調なのですが。 この辺は自分の感覚を信じていいほうの絶好調ね。 何も不安定ではないし10時間以上の睡眠が本来の私という気…

良心が痛む。

「自分がそれほど大した者じゃない」という自覚を それによってガクリと落ちこまずフラットに持てた。 「とても酷いことをしてきた」の自覚も良心が痛むのを しっかり受け容れたら心のノイズを取る素晴らしい装置になる。 ここで気をつけるのは「自分なんて…

精神薬が絶対じゃない、と感じる場面。

入院していたときの患者仲間の特徴に その時々の心身の状態により、にこやかに再会する場合と 暗く再会する場合とがある。勿論自分も含めてそうだった。 状態の安定・不安定がストレートに対人に出やすいものだ。 私は地域の活動に出れたり出れなかったりす…

人間だから出来ることは増えていく【しあわせのはじめかた】

私は30歳くらいまで家事にものすごくコンプレックスがあった。 やろうとしないし全く出来なかった。 オール母まかせのお気楽娘でそういうところを見抜かれた同級生や先生がたに チクチク嫌味を言われからかいも受けいじめられ、 ますますいじけてそのせいに…

わんにゃん思い出。

かつて私が全面的に責任をもって飼い一緒に暮らした犬と猫たちがいた。ここへ書きあらわせられないほどの思い出がある。 自分の思い通りにはならない生き物の深い愛らしさ、関わってきた経験のすべてがこちらの血肉になっている。世話をする以上にこちらの貰…

「退院したいと言わなくなったら退院ですよ」

退院は自分の意思ひとつでは出来ないと言い渡されて 初の入院の初めのわくわく華やいだ気持ちはそれを境に一気に沈んでいった。 「退院したいと言わなくなったら退院ですよ」の意味がさっぱりわからなかった。 1度目はこちら側のゴリ押しで子どもじみた退院を…

体重と髪型と精神の華やぎ。

前下がりボブにカットしたときは「あ、しまった。ウイッグによくある形だ!」 被ることで出来てしまう形にするこたなかったかなー、とプチ後悔をした。 物凄い長い髪をそうして切ってしまってから私はのみはじめたジプレキサのおかげで 食欲増進、顔がまるく…

「過ぎたことはいいんですよ」 菩薩への道。

志茂田景樹先生がTwitterでの悩み相談の答えに「過ぎたことはいいんですよ」と おっしゃられていた。その一言がその時の私の心に刺さった。 自分を含め人間は心にあるものや鬱屈を「ああだった、こうだった」と訴える。 このブログだってそうだ。アカシジア…

愛の発揮=変容

久しぶりに家事を一手に引き受ける状況になった。 いつもは夫も手伝ってくれるところは大いに手伝ってくれていた。 本人が説明するところの身体デトックス中で平たく言えば臥せっている。 「(僕がしていた)買い物も洗濯もお願い」 はーい。 よっしゃー!と…

右足の銀色。

ウォーキング外出中、信号待ちをしていたら目の前の女の子が義足だった。 気づくまでに何秒か、かかった。 背筋を伸ばし洗練されたワンピースを素敵に着こなし髪型やバッグの合わせ方など 全体のセンスの良さから大きな活力のほうを先に感じ取ったからだ。 …

ひとり、風に吹かれるように-つれづれノート<25>

銀色夏生さんが長女のかんちゃんに相当手を焼いてきたように ここへきて長男サクくんの頑固な面に同じく手を焼き始めたようだ。 銀色さんが日々感じたことを正直に書かれるのが好きで 夫ともどもつれづれシリーズを一巻めからずっと読んできた。 ひとり、風…

ひっぱられる。のみこまれる。

閉鎖病棟で看護師の手を煩わせ、状態の下がっている入院患者を見た。その時はその方が「ひっぱらないで!」と連呼していた。後で他の入院仲間がそれわかる、とひとりごちた。「ひっぱられる」という表現の感覚や意味がわかる、そういうことだった。 女性はと…

「ちはやふる」にハマった。

たまたま検索越しに発見したアニメ「ちはやふる」を見たら止まらなくなった。 「競技かるた」に燃える千早と新と太一。面白い。 ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス) 作者: 末次由紀 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/05/13 メディア: コミック 購入: …

去年の夏のウォーキング。

去年の夏はなぜだか身体じゅうが痛かった。特に手足が酷くて 普通に姿勢をとるのも眠ろうと横たわってもそれらが困難なくらいに痛かった。 一計を案じ私は近くの公園を歩いた。 毎日30分以上の早朝ウォーキングをした。 1ヶ月になろう、というあたりで痛みは…

突如、食欲大魔人。

精神病とどう関連しているかわからないのだが、 昨日私は食欲魔人になった。 どういうことかというと空腹がある一定のラインを超えると 周囲を全く構わない配慮しない悪食になる。 「食う!」と私は力強く宣言し夫はその勢いに気圧され カップ麺にもやしを入…

長期間、精神薬をのむ、ということ。

真の意味でおかしくなっている時は自分でも誰にも止められない。 一つの考えに囚われその考えのために誰も協力・賛同してくれないと 真っ赤になって怒っている。その強いエネルギーのためにろくに眠らなくなる。 近くに居るひとを寝かさなくなる、まるでゾン…

俊敏・身体感覚。

数年前、公園の林から園内までの段差(1mもないくらい)を 何の気なしに、ぴょん、と飛び降りたら瞬間、足先を中心に物凄い衝撃をくらった。 運動不足のツケを感じた。フラフラよろけてしばらく立ち上がれなかった。 35歳で地域の運動会の100m走に20代とし…

「意外と元気だね」

急にいろんなことごとに自信喪失。 こうした自分語りの意味が急にわからなくなってしまった。 「意外と元気だね」 退院後に顔をあわせた年下の子はそんなふうに第一声を発した。 何気ないひとこと。でもずっと覚えているひとこと。 「意外と」って何だろう。…

ショートカッ党・2年生。

先日、カットしてきた。 もう伸び伸びになったショートカットをさっぱりと切ってきた。 女性のお洒落意識度をチェックする質問に 「ここ4年間で髪型を変えていますか?」というのがある。 変えていなかったら意識は低め。変えていたら意識は高め。…らしい、…