2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
満ち足りた陽光の年末。 だいすきなひとが今日も笑顔で働いている。 彼は言う。 「苺の存在が僕を動かしている」と。 わたしは祈っている。朝にいってらっしゃいと送り出し、 夕に今日も笑顔で再会することを。 思えば今年は数々の偶然と必然でできていた年…
プチ不自由な身に、誰でもトイレはありがたい。 先ほども公園散歩で使用した。 お掃除のかたがた、管理者のみなさん、ありがとうございます。 わたしがプチ不自由になってから、彼の意識も変わったようで タクシーの仕事での車椅子のかたやご年配のかたへの…
現実は自己の反映。 愚痴っぽくなれば愚痴っぽい現実が 喜べば喜ばしい現実がリアルなサイズで目の前にあらわれます。 特に言霊や思考に気をつけましょう。 これらは現実にかなり影響を落とします。 隅々まで正確に染まるインクみたいなもの。 言霊・思考、…
*..。+゜¨☆*..。+゜¨☆*..。 不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者から…
一人でお風呂に入ろうプロジェクトが始まります。 きっかけは「湯船から一人で立ち上がれた」から。 それが出来たらあとは派生してやることを増やしていくだけ。 まずは夫=彼のいる時間を活用して練習を重ねていく。 わたしはお風呂あがりの想定をして 身に…
プチ不自由ながら、着替えもひとりではままならないながらも、 したい格好はしています。 デニムは履けませんが(ベルトを締めるのが困難なため) 本来スカートが好きなわたしなのでスパッツにハイソックスで 足元を黒くつなげてタイツ風に組み合わせて ワン…
前の入院では月に1度床屋が来て髪のカットや男性患者の髭などを あたっていた。わたしは床屋に切ってもらうのは抵抗があった。 美容室でなくちゃ、微妙なラインを作れない、と勘違いをしていた。 だが、どうにも前髪が伸びすぎておさまりが悪い。 実家の女性…
昨日は髪染をした。 彼に全面的に手伝ってもらった。 まだ4度目だが、説明書どおりに施して大成功であった。 1液・2液がボトルを20回振るだけでよく混ざるように出来ている。 自分では見えない後頭部も彼の協力によって揉みこまれていく。 10年前の商品とは…
www.youtube.com 「硝子坂」はわたしの初カラオケの曲である。 修学旅行のバスの中で歌ったので記憶にある。 当時のいじめっこが「次は観音崎さんがいいと思いまーす♪」 わたしが泣いて嫌がるのを期待しての指名だった。 硝子坂は後年木之内みどりさんも歌っ…
いったんネガティブな思いにとりまかれると歯止めがきかず、 止まらなくなることがある。 早期発見、早期駆除が必須だ。 ネアカ・ネクラなどの言葉が流行ったのは30年ほど前か。 「持ち前の暗さでやっております」 持ち前ときたら「明るさ」ではないか。勿論…
去年の今頃はぶんぶん動けていたっけ。 1年後にプチ不自由になるなんて思ってもみずに 入院先の廊下の手すりをバーに見立ててバレエごっこ、とか 呑気にやってました。 なめらかに動けた最後なのかなぁ、 閉鎖病棟へ入院する前に脳外科にも入院したから後遺…
行けども行けども答えは見つからず。 それならば自分を信じてみるしかないのだろう。 ふくれあがる出口。飛び出してみた場所に思いがけずエクスタシー。 「答えは此処にあったんだ」 どこを探しても答えが見つからずかくれんぼしているな、と感じたら こちら…
夫=彼はちょっとひねってこんなことを言います。 「苺は今まで愛と感謝で生きてきたような人だ」 そして顔を見合わせ二人で笑います。もう少しで大爆笑、というくらいに。 小学3年生の雑誌などの占いの結果を見て 恥ずかしがりや→内気とあったので 恥ずかし…
昨日の休日に「八宝菜をつくってみる?」「うん」 ということで彼監修のもとで八宝菜にチャレンジです。 わたしはもやしのみとか何か一品野菜を炒める感覚でいたのですが 材料を揃えていったら結構本格的だったので吃驚しました。 きくらげ・白菜・うずら卵…
夫は細かい。 お風呂は二人で入るのだが二人分の着替えを所定の位置に 置いたことを確かめてから入る。 まずは自分が洗い、十分に湯船に浸かっておいてから行動開始だ。 あらかじめ脱がせておきバスローブを着せた妻を呼ぶ。 妻はたいがい文庫本を読みながら…
頭脳明晰。夫から受ける介護の感触はその4文字に集約される。 朝。布団の下のホットカーペットの電源を切り忘れない。 口に出して確認している。 起こしてもらい、両脇を抱え込んでわたしを立ち上がらせる。 そのまま二人羽織り状態でお手洗いまで移動する。…
奥病棟から前病棟へ上がってきたKさんは 「あのう…うるさいんですけど」と隣の部屋からわざわざこちらに来て ぽつりと語った。 看護婦さんと眠れないわたしは口論をハッと止めて 静寂を取り戻した。 お隣の部屋は難しいかたなんだ…とわたしは誤解し、 両脇の…
80歳代のNさん。突然に精神科病棟に連れてこられて 右も左もわからない。とりあえず外に出られそうなところを探し求めて うろうろするのであった。推量でしかないのだが、当時ものすごい 積雪に見舞われた故郷の県だった。雪かきも体力のないNさんでは 足手…