破滅行動の裏側。
破滅行動の裏側にはやはりアカシジアがあり、お薬を拒否する
という自殺行為につながる。
身体がランダムに震え制御できない。
気持ちの悪い虫が巣食っているようだった。
そのような昔のお薬を今の主治医は「クラシック」と説明する。
同じロドピンでも現代版のは信頼している。
何も悪さをしてこないのだ。
研究されてきたかたがたには厚くお礼を伝えたい。
30年もかかりましたが周囲もだいぶ変わったし親も年だし
自分は50歳手前だし何がしかのせいにはしたくない、と感じるのです。
夕べはご飯支度を頑張り彼の負担をゼロにすべく自分を巻きました。
アカシジアという症状は歩いて歩いて解消しなくてはならず、
家じゅうを歩き回るわたしを見て母は「お薬を変えてもらったらー?」
と気味悪そうに心配していました。
その当時、どの医師も「ごく少量だから」「そんな筈はない」
とにべもなく繰り返すのみで医者は薬を合わせてくれないものだ、と
わたしは思い込みました。
数年後、東京へ来て、統合失調症と診断されて
ものすごく後悔しているのですが自己判断で断薬し、
調子を崩し、また服薬を開始するのですが、ジプレキサで太り続け、
あるときジプレキサではないお薬を、と頼み込むわけです。
勧めませんよ、と主治医は言い、処方が迷走状態になり、
故郷で入院生活を久しぶりにしてお薬はロドピン中心になり
現在は体のふらつきがいくらか有るといった小康状態です。
昨日は頑張って家事と仕事を両立し続けてくれた夫に対して
ねぎらいの気持ちと今のわたしに出来うるかぎりのメニューで
彼の家事負担をゼロにして彼に安眠を贈りました。
プチ不自由な体を持って初めてわかる、生きるという意義。
破滅行動の裏側には、自分の闇がかたちとして有って
50歳を前にして「何のせいにもしない」と決めたばかりです。