「年をとったら末広がりに良くなりますよ」 当時のA病院の院長先生が診察の折におっしゃった言葉。 ずっと覚えていた。心の指針にしていた。 その通りの道順を歩いてきた感触がする。 自分のことばかりでいたずらに尖る・どんどん沈む私が 病をきっかけに内…

ふとしたことで眠れなくなる。 今回は眠りについて4～5時間経過して目がさめ、 そこから眠れなくなった。 昨日、ビーズ細工の本を購入したのだが 早くつくりたくて（前のめり体質）心は急いてしまう。 布団の中でさまざまな素晴らしいアイディアがどんどん浮…

「人間万事塞翁が馬」の意味を調べる機会があった。 めったやたらにくよくよするな。幸福に浮かれるな。運命に対して冷静であれ。 バランスのとれた人間を目指したい心境に ぴったりの語が向こうからやってきた、という感じだった。 アカシジアに苦しんだ約3…

どうしても感じてしまう葛藤。 憤る、ってなんだろう。どういう気持ちなんだろう。 たましいの世界から地球に転生した、というのは どうしても味わいたい葛藤があったから、ともいえる。 前にも書いたけれどたましいとはずいぶん物好きなチャレンジャーだと…

デイケアのスタッフさんの接し方を見ていると 反証でものを語らないのが自然に出来ていらして人生の参考になります。 普段がそうなので叱る際の言葉も的確に届くというシーンも何回も見かけました。 精妙な世界への移行。 守られていると感じると真心もはっ…

ものをはっきり言えるひとには憧れる。 と同時に高飛車にはならずすべての事象に親和性を持っていたい。 出逢う出来事、耳にするもの目にするものには縁があると考える。 反対に自分の感覚で「これはちょっと」と感じるものには すみやかに距離をおく。心の…

デイケアに通っている皆さんの中には「観音崎さん、パソコン使えるの！」と 一種憧れのまなざしを寄せられる。 うーん。使えるといっても詳しいわけではなくね。 「パソコンができたらそれで仕事も出来るよね」…いやいやいや。 Youtubeって何？とかブログっ…

葛藤が落ち着いてはまた何かの拍子に暴れだす。 あるがままでいいのならこういう動きもあるがままのひとつ。 だけどそこに甘えていると暴れだした葛藤のさなかの自分は苦しい。 愛を感じようとつとめてみる。 悪魔に見えた人々も私の命を守ろうとしてくれて…

きのうはいっぱい涙を流して 流せなかった涙もすっからかんになって おいしいものを食べて よく眠れて きょうにつながったんだ 「涙も葛藤も便秘してたんだね」と夫がいった 自分を愛の通路にして土管に流すみたいにふんだんに通そう 今日はたくさんあった手…

学歴も低くて仕事経験が皆無で 精神科の入院回数が2桁にさしかかっている私の 人生を素直にあかるくしたのが内観だった 憤怒や羨望にとらわれたのが長く尾をひいたけれど それもだいじな段階だったし 喜怒哀楽の喜と楽から見渡した人生はとても愛すべきもの…

スピリチュアルでいう覚醒に向かうのと 精神病の快癒はおなじところを目指しているように思う 私はお薬を平和に辞められたかたの知識にはまだ浅くて 「ツレがうつになりまして。」のツレさんの寛解を読んだときは嬉しかった そっとそっと暗闇をいくようなさ…

どれだけ落ち着けるかが、命題 それほど心は有頂天になりやすく どん底まではまりやすく 100かゼロというふうに分けられないから 中立の夢をおもいっきり見よう あなたの前で大切な涙を 流すカリキュラムになっていた あたまの真ん中の天辺 宇宙が結ばれる音…

静寂はいろいろなものを映し出す。 華原朋美さんは「（あの頃）人間じゃなかった」とおっしゃっていましたが、 それとは逆に当時の華原さんは周囲の人々の態度、言動の多くに 相当に「人間扱いされてこなかった」のを痛感してこられただろう、と察します。 …

恐れや疑いを持つ人々すべてにあてはまる。 「誰もあなたを壊せやしない」 肯定文で書けば、「みんながあなたを愛している」 たった今脈打っている心臓の鼓動がその証だね。 生きている全員が向かい合っている恐れや疑念はその人固有だ。 逆に安心のかたちは…

そのときの入院は違った。 手続きを終えて一歩病棟へ入ったときにわかった。 精神科病棟の独特の重たい空気が半分くらいの濃度になっていた。 「できるだけ自発的に動くように」 その頃の患者ぜんたいへ職員が言い渡してあり 看護師のフォローもよっぽどの場…

今までは掠っただけだと思う。 反転のための理解51％に。 あとの49％もまだ進むことのできる道がある。 精神のセンタリング 生活のグラウディング 両輪を備えて楽しくまばゆい明日へシフトしよう。

自立をどんな場面でもうながされていた。 説明不足ではなくうながされていた。 宇宙級にもう一度今のすべてを受け容れよう。 もう一度未来へ近づこう。 と思ったらワクワクしてきた。 退院前夜みたいだ。 荷物をしっかり準備して 重いドアを開け出て行く。 …

1分間に1文字のペースでやっと書けた字。左手で書いたような震えている大きめの字。 丸文字を可愛らしく書くのが楽しかった私の字とまるで別人です。 そうしてアカシジアとともにかなりの書痙があらわれた時期もありました。 生理がとまったお薬もありました…

テグレトール ジプレキサ セロクエル 私が日々服用しているお薬の名称です。 薬局で出される用紙に「薬の作用・注意事項」は明記されています。 患者側がお薬の知識が欲しいとしたら 今ならネットで調べるか専門の本を探して情報を得るかでしょう。 主治医の…

心のせめぎあいを平らかにする。 すぐ「あの人のこれが悪い」「○○が嫌だった」 気を抜くとそのようなイメージを出しモグラ叩きハンマーを ボコボコ振りかざすような心象風景にひたりがちだ。 提案しよう。誰かをずっとコントロールするのではなく 自分の心を…

入院中の楽しかった記憶に各種検査があります。 ロールシャッハにIQテスト、当時まだ珍しかったMRIも経験できました。 時間が来て看護師さんのつきそいで病棟から出て 検査室へ行きロールシャッハの図柄を見せられ どのように見えたか何度も聞かれ何通りも答…

最後の最後は自分自身の人間力 お薬はほんの補助 だいじな補助でもあるけどね 葛藤に少しずつ距離をおいて 言い訳を少しずつ無くしていって 今できることに熱心になって 完了したドアを閉めて 次のドアをあけて 希望の姿をした自分に会おう 待ち望んだ答えは…

ストレスや抑圧が身体や心に巣食う。 それでいて自由な心を得るのは自分自身。 人間にはあかるさを求める知性が授けられているから 本当はいつでも歓びの光沢がある生き方が可能だ。 癌細胞を消滅させる深い力がはたらく。 ままならなかった人生を空の天辺ま…

今日もデイケアへいってまいりました。 2コマのプログラムを消化。とても楽しかったです。 手話の時間。私は久しぶりの参加です。 クリスマス会発表用のスピッツ「空も飛べるはず」を 曲をかけて歌いながらの歌詞の手話をひととおり覚えてきました。 間奏部…

自分が惨めだと思わないようになったのは 実際に「可哀相だ」と言われてからだ。 可哀相か？と自分に問えばNOだった。 いい人生を送ってやる！と奮起した。 舵を切るのは自分自身という覚悟が出来たので「可哀相」発言も じゅうぶんこちらのためになった。あ…

内をととのえると外もついてくる 運命の出会いが欲しかったら運命をととのえる いつでも自分の中にある答えだから 自分の内で地に足をつけた ここからはじめる、微笑み。

「フラの衣装は神聖なものなのでスカートも頭から被って着るように」 衣装を用意してくださった体操担当の先生がおっしゃいました。 デイケア室内体操のラストのフラダンスの練習。 今日はクリスマス会本番の衣装を身に着け踊りました。 着るものでテンショ…

ずっとビールが受け付けなくて アルコール類は自分に合わないのだな、と考えてきたが 夫がいつのまにか勧めてくれた缶チューハイ。 甘いベースなら無理なく入る。 「苺は苦さにショックを感じるだけで甘いものに強いんだね」 夫はそう分析している。 缶チュ…

病状とお薬の影響、副作用の出方が よく似たかたとデイケアで知り合えた。 ビーズ細工のプログラムに小刻みにふるえてしまう手指で一心に取り組まれていた。 「薬をのんだらこうなる、って説明がほしかったよねー」と あかるくおっしゃっていた。 副作用をな…

うつ病だと両親が判断して連れて行かれた心療内科で処方されたお薬は一転私を躁状態へ誘いました。登校拒否をしていた学校へ出席するようになったはいいものの授業にならないほどはしゃいで休み時間はすべて走り回って自分ではそれが止められず精神がまるで…