精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

入院こもごも。

家族にひっぱられ担ぎこまれての入院。 悔しくて嫌でたまらなくて号泣しながら一夜を過ごす。 反対に自分から調子悪いので入院したい、という場合は 病院側から何らかの理由で拒否されるから不思議なものだった。 患者仲間と「どうしてもしたくないってとき…

モチベーションにはなる。

現在は知りようがないのだが病棟内の面会や手紙や電話などといった 外部への連絡手段には緩めの制限や設定があった。治療へ集中させるためだろう。 自由時間のテレビ・図書室から借りられる本 病棟内でとってある新聞・本屋注文できる雑誌 などその時期の病…

子供の笑顔。

他のきょうだいは両親の好みにあう人格・性質に うまれついて育ったような印象だ。 それはとても良かったと思える。 きょうだいと親がしっかり支えケアしあえるつながりを感じる。 私の宇宙ストーリーには微塵もなかった点だ。 自分が子供を産み育てるビジョ…

バトンを受け取らなかった。

父親は私の言動をとりわけ「おかしいのじゃないだろうか」と 判断しがちなところがあった。 それも恐れからくるものだったと理解した。 親のジャッジは子供の頃にはそれはそれは強大だ。 精神病に罹ってから私は産み育てをしない人生を選んだ。 何よりも上の…

正しい服薬の必要性・減薬の危険性

「薬をのめば絶対治るから」 「なんで薬に頼るの」 「絶対のまなきゃダメ」 「のまないで欲しい」 お薬に関する医療関係以外の周囲のコメントで特に気になるものを挙げてみました。 精神病の薬に対するその人の考えが薄っすら伝わってくるようです。 服薬の…

お医者バラエティ。

「僕は素直なのはバカだと思っているからね」 病棟へ新しく来たZ先生は最初の診察で一通り話した後に そのようなことを仰った。 はいぃ?と聞き捨てならないモードのスイッチオン。 好戦的なのはその先生の生き方の戦略としてだったろうか。 私は単に頭の良…

しっかりやりきる・受け容れる、のクリア。

1)タバコをやりつくしたところで禁煙に成功した。 2)現状をまるごと受け止めたら想像に及ばない出会いがあった。 ふたつとも私の実体験です。 ネガティブも好きなだけやりきると満期が来て完了して次へ進みます。 噛みごたえのある(困難な)現実を受け…

歓びフォーカス。

今が楽しくなったらね、そこから広がっていく。 しあわせのためにどんなにか苦心・苦労しなくてはいけない、 人はそうやって自分を追い込みがち。 好きなことをするために○○をしない、というのもやりがち。 からだじゅうの力を抜いて。 抜ききったらそのまま…

タオルが投げ込まれる。

「ツレがうつになりまして。」の作者の細川貂々さんの 病の理解によるとツレさんの攻撃的にともネガティブにともとれる発言を 「病気が言わせているんだよね?」と受けとめていらした。 見守っていく家族も人間なので ただ攻撃を受けるサンドバッグになるの…

たどる道筋。

だんだん深くなっていく病気じゃなかったのがありがたい。 自分のために動けることが増えてそれが周囲を安心させる。 まわりのためになる。 世間的に見たら僅かなことでもしっかり愛につながる。 精神障害者年金を打ち切る判断をした主治医は 私へとその後ど…

人間らしい方向へ。

A病院が大病院なだけあってクリスマスダンスパーティーや 文化祭のイベントも関連した職員さんの働きも 素晴らしかったのも思い出してきたぞ。 人間らしい生活へ方向を向けるとその場はあたたかいものに なるのが道理。笑顔が増えるのも道理。 A病院では企画…

クリスマス会備忘録。

不安と混乱と興奮とPMS、その他諸々… 私の状態はまだまだなんだなー。 これらのミックスジュースの重要な素が クリスマス会にはぎゅっと濃縮還元されたのだった。 何も心配は要らなかった。 皆さんが和やかに過ごせるための席順が決めてあって それぞれの個…

蔑ろ観。

蔑ろにされた、と感じる心。 それは幻かも知れず。 声を荒げる前にもう一度状況を見ていこう。 テレパシーが使えたとして さらに俯瞰でわかりやすく見ることができたなら幻のなりたちを掴んだなら。 誤解が深く入り組んでできた鬱蒼とした森がいきなりひらけ…

大人で変わる、見えてくるもの。

アカシジアも書痙も性欲減退もその他諸々の不具合を訴えても 「(お薬をのんでいるのだから)それぐらいは我慢してくださいね」のような 文脈の答えが多かったな。答えがあるぶんまだよかったとも言える。 藤臣柊子さんの精神病にまつわるコミックエッセイを…

たましいと調和できたら、

たましいと調和できたら外界とも調和できてる。 何からもとって食われるわけではない、私はどの瞬間も生きている。 欠けているところは修復され満たされるところはますます満たされる。 たましいと調和できたら自分自身とも調和できてる。大丈夫だから、ホン…

出かける気力(あるあるー)。

予報を見て今の沈んだ感じも長くはないな…。 こういう天気予報の使い方をしているタイプは結構居るのかもね。 出かける予定の服に着替えて首元のあいているところへ 今だけマフラーをしている。あとはコートをひっかけるだけだ。 気が重いながらも出かける気…

冬の天気に「ノルウェイの森」。

顔も洗わずお風呂も飛び飛びで何日も過ごすような、 今から25年ほど前のまだまだ不安定な自分のほうが リアルだった頃。 気に入らないことへ簡単に不平を述べ毒を撒き散らしていた。 村上春樹著の「ノルウェイの森」が社会現象にもなるほど売れていた。 読書…

宇宙が受け取る肯定文。

宇宙は肯定文を受け取る。 だから「○○がきらい! 嫌いっていってんのになんで 消えてしまわないの!」っていうのは道理にかなっている。 肯定文を磨きぬく。 たとえば「浮気が嫌い」だとすると「誠実な人が好き」と発言し 心に浮かべると宇宙も(ものみなすべ…

怒りで尖る。いつか均される。

「医者になったら?」と周囲から勧められるほどの才女は 怒りっぽかった。怒りっぽいという表現はまだ生易しい。 刃物をのみこんだように綺麗なひとがいた。 とても喧嘩っぱやかった。喧嘩っぱやいという表現はまだ生易しい。 何かにつけ点火一発、怒髪天に…

至福のお風呂。

睡眠の前後にお風呂に入りあたたまる。 冷え性の身体をあたため入眠。 起床してからもあたためて今。 約11時間眠った。もともと冬季は過眠気味だ。 ただ早朝覚醒と過眠を組み合わせ理想的な睡眠時間に もってこれたのは初めてなのでとても新鮮である。 いや…

まだまだ続きます。

一週間ほど前のエントリーを読み返しながらあの日の涙をさらにほぐす。 何が分かったとか悟ったとかじゃないんだ。 そういう表現が出たのは自分の更新ボタンが押された程度の合図に過ぎず すべて永遠の中での諸行無常だもの。分かった表現云々は漣みたいなも…

父・母。

父親が自分の仕事の進め方等を上司・同僚にさほど認められていない… というのはまだ小学生の私にも父からこぼれた愚痴でわかっていた。 父が感じた周囲からの認められなさ加減が、仕事に打ち込む大きなエネルギーが、 娘へは「こんな子供の行動はありえない…

物事とレシピの順番を守って。

満たされていない箇所はかならず声をあげる。 それは確実に自分へ届く。 心の内へと視点を注ぐべき箇所だ。 私よ、騒ぐことなく静かにじっくり行きなさい。 そのままでいい。そのままがいい。落ち着いて生きなさい。 物事とレシピの順番を守って人生を美味し…

アカシジアの出やすい体質。

私はアカシジアの出やすい体質・身体なのだと、 前に自己判断でお薬を辞めたときに感じた。 服薬していないのに全身がいやな感じで痺れ・震えた。 お薬をのみなおして一晩め、霊が取り憑いたのかと思うほどの 全身の違和感・眩暈・痺れを感じた。 「ロドピン…

まさに精神を見つめていく。

精神病の早期発見と早期服薬の大切を思う人々は多い。 自殺防止にはそれが何より有効だ。 うつ病ひきこもり不登校で始めた服薬によって 混乱などの陽性反応が出て初めての入院の服薬で強いアカシジアが出る。 これらの流れを体験した身にとっては服薬がイコ…

睡眠時間バランス。

早朝覚醒とかうつ病による過眠とか睡眠障害の項を読むと じゃあ、理想的な睡眠時間て何? と考えていくと、あれだ、入院時の生活の 夜9時就寝・朝6時起床の9時間睡眠が望ましいのだろう、と思い至った。 宵っ張り体質の私からすると若いときの夜9時就寝はと…

冬の青空。

婦長さんに食って掛かっていた患者さんが 退院時にはすっかり落ち着いて礼儀正しく挨拶をしていた。 世間がおかしい、誰々さんがおかしい、 そういった文脈で騒ぎを引き起こしていたかたも 病棟を去るときには自分を見つめている静けさがあった。 外側を正し…

ポケット一つの頑固さ。

私に幻聴はなかった。 ただ自分で思い込んだことへの頑なさは強くあったので 「思い込みAと思い込みCを結びつけないように」 と医師から諭されたことがあった。 思い込みによって自分の行動を決める。 たしかに家族や医師にしたら「どうして?」と首をかしげ…

辛いカレーのかけがえなさ。

A病院のプログラムに「調理実習」があった時期の経験談。 看護師一同が普段の患者の様子を見てその日の参加者を選出する。 選ばれたものの参加はほぼ強制気味ではあった。 断る権利があまりないように思えた。 調理室へ向かう際の病棟内では 「行きたくない…

口ずさむ、歌。

自分にあるものが自分を蝕んでいった。 病に出るほど自分が追い詰めていった。 学校へ行けなくなった14歳の私に今なんて声をかけよう。 「怖いことはみんな幻だよ」 50近い私に説得力はあるかどうか知らないけれど、 脅威に思えたものは自分が固め尽くしてつ…