精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

洗濯物を干す夫。

夫が洗濯物を干す美麗なやりかたに愛を感じた。

陽にどれだけ当てるかの配分も干す位置も絶妙な計算をしている。

洗濯ばさみを効果的に使い強風にも耐えられる留めかたをしている。

彼はそれらを本当に楽しそうにやってのける。

 

愛のひとは数々の光を静かに見せてくれる。

 

夫が洗濯物を仕上げてくれる人生って思ってもみなかったな。

だってそんな自分がしたら早く終えたくてやっつけ仕事に

なってしまう洗濯物干しを彼はめちゃくちゃ丁寧に行うのが、また。

頭が下がる。足を向けて眠れない。

これを当たり前のことにしちゃいけないなー

ありがとう。いつもとても優しい仕事を見せてもらっています。

 

そういえば。

いつも床も綺麗だなあ… 彼はせっせと綺麗にしてくれてる。

と、気づいたら私も私の持ち場を最近サボっていたことに思い至りました。

 

家じゅうのタオルを替えトイレを掃除しゴミをまとめ玄関のたたきを拭きました。

その途端、滞っていたものが取れ始めました。

夫が「ライターズブロック」だよ、と教えてくれた最近の滞りが

いっぺんに溶けた瞬間。筆力の一時的な低下じゃなくて私の怠慢だっただけ。

掃除に精を出すだけでした。また思いあがっていました。ごめんなさい。

私は家事をしながら綴るのが一番合っている。そのほうが快調なんだ。

と、まな板の漂白も始めちゃいました。ポットの中も洗うかー♪

 

あなたはバランスよくなめらかに生きるお手本となっている。

いい風穴を開けてくれては宇宙が吹きわたっていく。

古びて黒くなった私を剥がして再生してくれている。

色々面倒くさがっていた私の埃を羽箒で取り払っている。