夫の休日限定ごはん。
夫は台所に立つのが苦ではなさそうだ。
がーっとPCに打ち込んで一転、食事づくりにとりかかる。
脳の違う部分をフルに使うのが心地いいらしい。
男女関係なくキッチンに立つ。そこに決めやこだわりは持たない、という。
おいしいから、喜んでいただきます。
その気持ちと愛情に感謝していただきます。
ありがとう、と、ごちそうさま。
思えば保育園に入って初日のお昼に、「いただきます、と言うんだよ」と
おともだちに教えられ何も言わずに一口食べてしまっていた幼いわたし。
あれは「社会に触れた、ってことなんだよね?」と聞いたら、夫は深くうなずいた。
山だしのサルだったわたしが人間に少しずつなっていった。
人生・保育園の頃から覚えてったこと。「いただきます」いろいろな挨拶。
「おはようございます」「ごちそうさまでした」「おやすみ」「おつかれさまでした」
言葉をだいじにする。「来たときよりも美しく」
美しいまではいかなくとも、その場をゼロに戻すのも課題だね。いや、本当に。