ペットボトルの蓋は2回固いところをクリアすると空きます。
昨年の5月に屋外で転倒して以来、
非力になってひきこもり生活になってしまった。
それでも運命はにこやかに微笑みはじめた。
彼の会社は彼を夜勤から外し、日勤のみにしてくれた。
毎日、家に帰宅して睡眠を摂れる生活になった。
一時はどうなることかと案じたが、仕事&家事&妻の介助という生活は
彼を大幅に変えたらしい。
「苺の世話をしているとお客さまにも体のきかないかたがいらっしゃるので
参考になるんだよ」タクシーの運転手、1年目にして仕事に細かく向き合えるように
なったというわけだ。怪我の功名。ひょうたんからこま。
今朝は1時台に起きた。着替えは被るだけの服を選んだのでひとりで着れた。
彼は「出来ることが増えてよかったね」と嬉しそう。
パソコンに向かっている彼の手を煩わせることなく着替え終了。
さて、今日は休日の前日、花の木曜日だ。
今日のわたしの厨房班は「浅漬けをつくっておくこと」
Huluで動画を流しながら台所にむかった。楽しかった。
幸福を感じるのは自分次第。
設定は身体のきかない不幸でも心中は満ち足りている。
500mlのペットボトルの蓋は回して2回固いところをクリアすれば空く。
ひきこもり生活はそれでも生きていられるからありがたい。
出来ることは少なくとも生きることを許されているからありがたい。
明日の休日も楽しく暮らそうね。
そうだそうだ、明日は通院日だった。
R子先生にお薬を減らしてもらったお礼を述べなくては。
通算、退院時より3分の1の量にお薬がなったわけだ。
朝ほど身体が軽い。午後も極度の緊張がなければ動きはなめらかだ。
わたしは現在、かけねなしに幸福です。