睡眠考。
「ゆっくり寝かせてくれてありがとうね」
寝だめは出来なくとも日々の借金は払える。
昨日までのぶんのお疲れが取れたらそれでいい。
だんだん彼の目が寝るモードに入ってくるのが見てとれる。
動画も見ないし、おしゃべりもどこかうつろだった。
布団に横になると、わたしが床につくまでに一度はお手洗いに起きる、
それもなかった。よっぽど眠いんだなぁ。
よっしゃ、いまから眠れば10時間は休める。彼が。
以上が昨日のわたしたちだった。
木曜休みが充実していたから日曜はこれくらいで勘弁してあげましょう。
このローテーションを考えた会社さんは偉大だわ。
わかってらっしゃる。
そのような会社を選べてよかったね。
二頭のゴリラみたいにウホウホと休日を過ごした
わたしたちだった。