精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

わかってる?

彼のいう家事負担を減らすのに君ひとりでの買い物は要らないと

わかっている?僕が用意してあげるから君は手ぶらで外出してね。

転ばないように足腰のために近隣を歩くのはいいけれど買い物はやめて。

 

心配そうに彼が言う。わかりました。カメラさえも持たず散歩してきます。

今日は既に炊き込みご飯のタイマーセットができました。

間違えていない筈です。白米・炊き込みモードになっています。

生き延びるためには彼のいうことを聞いておかなければ。

 

懇々と言い聞かせるように彼も消耗している。

そのあとお風呂・夕飯とだんだん場の緊張が解けていった。

ごめんなさいね。手ぶら外出だけ頭に入れて他は無理せず居よう。

 

転んじゃ元も子もない。

歩くんだ。

身体のために。

まだ君はわかっていない、とされて哀しかったけれど

腑に落としていくとわかる。

ごめんなさい。