精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

混乱をつなぎあわせた記憶。

医師はうんざりしたような顔をしていた。 星占いやファンタジーで持論を展開する患者(私)の 様子についてゆけないと言いたげだった。 私は私で大好きな編み物の道具を家人の面会にて持ってきてもらい 看護師に見咎められ(編み棒の尖った先が危険物のよう…

太陽に連動して。

きょうもいいお天気。 お正月に増量した身体にデイケアで習った椅子に腰掛けてする体操を ちょこちょこやった。2、3日前は運動なんてつもりがなかったのに 突き抜けた晴天に誘われるように気分良く身体を動かした。 太陽に連動して動いてしまう自分を思う。…

コーヒー、そしてアルコール。

コーヒーは一日4杯以上。 缶チューハイは一日1、2本。 まずはコーヒーについて。 20歳過ぎまで大してコーヒーが好きというのは自分になかった。 病棟内での生活を幾つか経験していると患者仲間はとてもコーヒー好きが多く、 興奮してはいけないという指導で…

字を書く辛さ。

ノートに丸い字で詩のような甘い言葉や 文章を書きつらねるのがこよなく好きだった10代の私は 初の入院で襲われた書痙にもまた深く深くまいってしまった。 病棟に振り込まれた小遣い銭でノートを買い求め 字を書くたびに降りてくる憂鬱もとびきり重たかった…

言葉として存在していた。

「由らしむべし知らしむべからず」の長い時代が明けた瞬間 「年をとると末広がりに良くなります」とおっしゃった院長先生のように こちらの話を一度受けとってくださったのは貴重な記憶でした。 心臓が出そうでした、と伝えたら「それは苦しかったですね」と…

長い間「無いこと」になっていた。

「足はムズムズしますか?」 足ではないのです。からだぜんたいが落ち着かなくて 少しも座っていられません。 廊下であろうが階段であろうが奇妙な徘徊を続けます。ただ苦しいです。 胸が不快です。心臓が出そうになります。 外泊で家に帰ってもアカシジアが…

木の芽時を楽しみにしている。

私の場合、春先に心身が崩れるという経験は昨年の1度きり。 昨年は初めてだっただけに混乱も止まらず激しい時期を過ごしたが 私は次の木の芽時の到来を楽しみにしている。 近くの公園の開門は6時。今だと夜明けは始まっておらず真っ暗だし 運動なんて無理無…

そして すべてを受け容れます

自分の存在を紐解く。 この身体はどこから授かっただろう? ほんのりと「宇宙からだよ」という答えを感じた。 母とは物理的に離れた距離で暮らしている。私の最良の選択だ。 父は亡くなる数年前に「自分とお前とは気質が似ていたんだな」と ポツリと漏らして…

丁寧に生きる。

丁寧に生きることで自分を慈しんでいく。 丁寧に生きることで葛藤が剥がれていく。 めんどうくさいな、と感じたものほどじっくり取り組んだ。 人生はたちまちなめらかになっていく。 「できるすべては自分一人ですること」 目標が掲げられた病棟内の空気はあ…

楽園にもできる。

非難も批判も口にした本人の表現だ。 なのであらゆる発言・書き記したものはその人をあらわしている。 心地いい波動に変えて見えているすべてを楽園にもできる。 新年。ここで暮らして6つめの冬。 夫が今もこの時も歓びで満ちているのが伝わってくる。 初日…