自分から自分へ繊細な観察。
苦しみの発露は見つめて欲しい心の合図。
「苦しんでいるんだね」「泣きたいんだね」と
自らが観察すると思いのほか鎮められていく。
第三者にコボすとこうはいかない。表現の仕方によっては間違って伝わったり
全然的外れな点を拾われたりするなど本筋から脱線・逸脱していく。
誰かから勝手な判断で言われたああだこうだのすべては
自分の分析に使わず相手を分析するのに役立ててしまう。
言った本人がああだこうだととらえる視点を持っている、というだけだ。
つまり自分とああだこうだとはまるで無関係。心を乱すに値しない。
内観で吟醸されていくあなたは常に真水を見つめている。
真水の鏡に映った中立な自分を見ている。