精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

内観ブログ。

うつ病だと両親が判断して連れて行かれた心療内科で処方されたお薬は一転私を躁状態へ誘いました。登校拒否をしていた学校へ出席するようになったはいいものの授業にならないほどはしゃいで休み時間はすべて走り回って自分ではそれが止められず精神がまるでお祭り状態・一滴ものんでいないのに泥酔状態といいましょうか。やがてそれも壁にぶちあたったように停止し初の入院へつながるひきこもり欝状態となりました。初の入院での強い投薬による重いアカシジアに苦しみ退院後も同じ薬をのむように指導されては家族も半ば強制的に服薬させるなどその一切に抵抗感は増すばかり。精神病を治すためにのんでいるお薬の副作用が生活そのものをやりきれなく重くするという意味が当時はまったく理解できませんでした。一年半ほどひきこもりは続きその後2度目の入院は近所のかたの手も借りて担ぎこまれるかたちになりました。

 

ここまで書いて以上が

親のやれる精一杯だったのだと思うことにして

私の内で区切りをつけたいと思います。

 

病院へ連れていく負担や心労など計り知れなかった筈。

精神病の子どもを囲む苦しみを受け止めながらずっと暮らしてきたこと。

両親は入院と日々のお薬で寛解したかたを実際によく知りぬいていただけに、

私を病院に丸投げしているという意識ではなしに

私と共にボロボロになった家族が祈るように

病院へ連れていったことも今では理解できます。

 

祖母などから「仕方なかったんだよ。私たちだって苦しかった」

という言葉をもらうとそれに尽きるんだろうな、としか。

 

このように私側からみたあらましは

誕生前の世界で周到に自分が用意した筋書きなんだろうな…

できるだけひとごとみたいに(客観を意識してという意味で)

書くとイコール内観となり、

このブログのタイトルが「内観ブログ」でもいいような気がしてきました。