精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

スポーツの秋。

わたしはメンタルは弱いが、先日の「ザ・階段落ち」くらいに

身体だけは丈夫である。いやいやながら小学生の時分に冬の体育は

すべてスキーを滑った授業だったこと。

中学3年間は背が伸びるかと思い始めたバレーボール、実際には背にはあまり

効果がみられず、ちびっ子のまんま卒業したわけだが。

スキー・バレーボールと好むと好まざるとに関わらずスポーツをした

経験が階段落ちで軽症で済んだ、と言えるのではないだろうか。

タクシー運転手の夫は70歳代のおばあちゃまを乗せて

「転んで一ヶ月の入院」をした話をきいた、という。

そのおばあちゃまは救急車の音がするたび「誰か転んだのかしら」と

関連付けて思うらしいが、夫は「いや、みんながみんなそうじゃないから」と

微苦笑寸前だったらしい。

若い時のスポーツはなんらか50歳代になった身体にいい影響をもたらして

くれたように感じた、階段落ちだったのである。

 

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スポーツの秋、身体を動かしてみませんか。

わたしはもう、走るどころではありませんが。→危険なので。

ザ・階段落ち。

表か裏かで言えば、こちらが裏日記になります。

一泊二日で旅に出かけました。

わたしは一日目でコテージの階段を転がり落ちて、

顔や膝などに打ち身、軽症で済みました。

時間って伸び縮みする、と言いますが、階段上で見ていた夫からは

一瞬の出来事で、転落したわたしからすると、だいぶスローモーションでした。

デジカメを抱えていたのでバランスを崩した足はもつれ、

落下したなぁ、と思っていたら、途中で止まるかと全身は頑張ったのですが、

メガネを壊しちゃ危ないと顔は右を向き、カメラはしっかり掴み、

電池式なのでカバーは外れてましたけど、必死で受身をとり、

骨折などせず、派手に落ちたのですが軽症で済みました。

階段を登ったのは2回目。

一度目は手すりを使って用心して降りてきた変な自信がついたためか、

二度目は無様に落ちてしまいました。

それを聞いた夫からみっちり絞られました。

わたしの不注意を。あまりにも考えなしだ、と。

海ほたるではエレベーターを遠回りでも使った配慮があったのに、

なんでコテージでは一人でいつの間にか登ってたのだ、

わたしも階段に吸い込まれるように落ちた感覚が残っており、

ただただ、怖かった。

二度目の階段使用は確かに甘かった。

反省しきり。ごめんなさい。

下まで落ちて首の骨が折れなくて本当に良かったよ、

場合によっては救急車だったんだよ、もう少し賢明に行動しようよ、と

尚も重ねて言い募る、夫も本当に肝を冷やした出来事だったに違いないのでした。

 

その後、ふたりはしんみりして夫は日頃の疲れが出たのか

布団にうつぶせて寝入ってしまいわたしも早々にいつものお薬を飲んで

就寝しました。

 

「苺、月が出てるよ」と夜半10時頃、夫は眠っているわたしに

声をかけてくれました。

月が出ている、2,3の星も。

外に出てお月見です。満月には幾分早い月でした。

 

夫はテーブルを玄関先に並べ、いそいそとお月見のごちそうを並べて

乾杯しました。将来、森とみずうみのログハウスに暮らしたら

こんなふうに過ごしたいね、と希望を語りだし、いつものやさしい夫でした。

 

後から聞いたのですが、夫は砂浜に出てグラスをかたむけながら

海と月と焼酎を楽しんだ模様です。

ふたりで見れて良かったね、苺が起きてくるとは意外だった、などと

話しながら、昼間に購入してきた惣菜類をつまみつつ、

上着を着込み、月夜を満喫しました。

 

「オリオン星座の三つ星だね」見ると東の空に光る星。

 

昼間の事件は夜半に浄化された、と言いましょうか。

もちろんデジカメ使用は禁止で、僕の撮った写真を使っていいから、と

カメラ禁止令が出ました。一人歩きも用心してね、って

口を酸っぱくして言い渡され、なんの申し開きもできないので、

「ごめんなさい」とやっと謝罪の言葉が出たわたしだったのでありました。

 

 

 

トイレットペーパーストッカー。

これを記事にすると彼=夫に「嬉しそうに!」って絶対揶揄されるであろうけども、

ペーパーたちも狭い空間でにこにこしてるかのような、

嬉しさを毎回お手洗いのたびに感じるので、上げてみますね。

きっかけはトイレットペーパーのビニールの袋ごと、取っ手につっぱり棒を

通して使用していたものがとうとう破けて壊れてしまったことに端を発します。

 

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わたしはお手洗いに残ったつっぱり棒1本で、

「トイレットペーパー 収納」と検索して「これだ!」という

画像を目にしました。それがこのかたちでした。

 

右のペーパーから使って一個ずつ右へずらして置いてゆき、

左端を空けてそこに新しいペーパーを補充する。

先入れ・先出しができるようにするわけです。

 

お手洗いに入るたび、ペーパーたちが嬉しそうに並んでいる、

満足感・充足感? やり終えた感。

風水的にも良さそう。お手洗いのたびに気分はあかるい。

観音崎家では「嬉しそうに!」と夫が揶揄するのでさえ、あかるいです。

ダイエット生活。

2016年6月からダイエットをしている。

開始当初から6キロは落ちた。

食欲は落ち着いていて、ジプレキサ時代の食欲とは全然違うね、と

夫もたたみかけるように言う。

あの頃は食べるだけ食べてPC下のゴミ箱にハッピーターンの包み紙ごっそり、

というほどの食欲亢進であった。自分でも空恐ろしい。

ダイエットのきっかけは、

統合失調症のお薬を貰っているクリニックの女医さんの一言だった。

「(太って)膝に水が溜まるようになったら大変ですよ。

水を抜くのも痛いし、治療費ももちろんかかります」

それを聞いたわたしも夫も心から震え上がり、減量モードになった。

 

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現在のお薬はジプレキサ中心ではないので食欲は暴れずに済んでいる。

むしろ、夫から「小食になったね」と驚かれている。

ハッピーターンを馬鹿食いしていた人物と同じとは思えない食欲の

落ち着き方をしているらしい。

自分自身も、「もうこれくらいでやめておこうかな」と箸が止まる。

胃が小さくなった、と感じる。

空腹は温かいお茶で満たされる。

ホットブラックコーヒー、または緑茶でじゅうぶん満足する。

他は運動で身体のラインを整える必要がある。

楽な運動をだらだらやるのは逆効果で、

やるなら徹底的にストイックに自分を追い込んだ運動のほうが効くそうだ。

「6キロも減ったら身体の動きは楽になったでしょう」

遠方の妹からのメール。

3キロ減った時点で「凄いね、本気の証だね」と絶賛された。

わたしは目指しているのは44,4キロである。

夢の40キロ台だ。

まだまだ先は長い。

もとが増えすぎていたのだった。

今のところ、着られる服が出始めてとても楽しくなってきてる。

指輪も回るようになった。

健康に、無理なく「痩身の秋」としたい。 

デジタルデバイド。

情報格差

以前、デイケアで仲良くしていた女の子が言った。

「だって観音崎さんパソコンができるでしょ(就職に有利、と言いたかったらしい)」

うーーーん、それも違うんだけどなぁ。

その場は上手く説明できなかった。ツイッターやブログが書けるところぐらいまで

PCを扱える、すなわち仕事に有利、というわけではないのねん、と。

 

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それも陥りやすい情報格差だと思う次第だったわけで、

例えばタグが書けたりホームページを作ったり表計算が出来たりするわけでは

ないんだ!出来ないこといっぱいなんだ、と彼女に伝えることは困難だった。

 

そういうわたしもデジタルデバイドの一端に居るんだなぁ。

彼女のこと言えないや。どんぐりの背比べだ。

可塑性について考える。

可塑性をググるとなにやら「可変でないもの」だったり、脳のシナプスだの

神経系統の話だの、とてもまとめきれないので、

持病があっても強く生きるbotのように「また、できるようになります。」と

力強く言ってもらえることに近いのかなぁ、と思います。

 

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確かにわたしは壊れっぱなしではなかった。

一年前に比べると夫の負担を軽くできている、らしい。

朝の厨房班、野菜切り。お米をタイマー炊飯にセットしておくこと。

洗濯物を一手に引き受けた夏。

夫は「劇的に)楽になったよ、ありがとう」と感謝を述べてくれるし、

実際わたしも前線に戻った感覚が嬉しい。

いったん壊れたかのように、思わせておいての復帰。

諸手をあげて胸に飛び込ませてくれた夫の広い心にありがとう。

夢の実現。

思いつくことはすべて叶う。

邪魔しているのは案外と自分。

自分の思考が夢の実現を壊しにかかるのだ。

どうしてまっすぐに信じられない???

 

怖気づく必要などないのに。

 

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成功を妨げているのは何より自分自身だと気づけば、

「人生は思いどおり」と素直に言えるようになるでしょう。

 

若い時に無茶をしてその業がパートナーにふりかかることすらあります。

何事もニュートラルにいきましょう。

バラエティなどでよく聞く「自分を信じて!」という発破も、

あながち間違いではないんだろーな、と思います。

金縛り。

父に無理を言って大型のステレオセットを買ってもらった。

日曜などに掃除をしてステレオを拭いていると父はからかうように

にやっとして一瞥していくのだった。

大体夜の8時ごろにふすまが開いて「音を小さくしないか」と

真下の祖父の部屋への気遣いをしなさい、と注意が飛んだ。

 

畳の部屋にカーペットをひいて、昭和の中学生の部屋である。

 

ある時、わたしはテスト勉強をしていて、深夜2時まで起きていた。

勉強で詰め込んだ頭はぎゅうぎゅうで、ベッドに倒れこむように沈んだ。

そして、身体が急に動かなくなった。

 

耳元でお経、あるいは念仏が聴こえ、身体は水平のベッドに寝ているわりには

ななめにずり落ちそうになって傾斜がかかった。

 

そうこうしているうちに、身体の動きは溶け、わたしは眠った。

後日、母にこの話をしたら、「苺のベッドは階下の祖父の部屋の仏壇の上に

位置してるわよ」と言い、「ベッドの方向を変えておくわね」と言うのだった。

 

それが唯一の金縛り経験だった。

ベッドの頭の向きを変えただけで解消するものではないにせよ、

こういうのは気分の問題、と母と納得しあった。

 

今では祖父、祖母、叔父、父と遺影が並んでいる仏壇である。

わたしは脳内出血で救急搬送された。

脳内出血と言えば父の死因である。

もう鬼籍に入った先祖が守ってくれた命なのだろうな、と思う。

ききわけのない子どもだったこと、本当にごめんなさい。

 

ふたり、笑い合って。

こんなふわふわした人間に、幸福は微笑んでくれる。

求めれば与えてくれる。それもふんだんに。

そういうふうになっている。今まで幾つもの奇跡を感じた。

今暮らしている夫。出逢い。今までの軌跡。

ふたりきり、肩寄せ合って生きる。

 

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あなたがここに居たから、わたしは引き寄せられたの。

笑いのツボが同じだったよね。それには吃驚したね。

小学生時、そちらとこちらで同じギャグに笑っていた。

そして、それをずっと憶えていた。

 

人は訳もなく生まれない。

 

自分が今居る理由を互いの内に見る。

夏はいってしまった

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夏はいってしまった

首をかしげたひまわりを遺して

 

夏はいってしまった

あの人は帰らないのとおなじで

もう戻らない季節

 

夏はいってしまった

代わりに甲高い虫の音を置いて

 

夏はいってしまった

わたしも思いきってさよならを言おう