精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

お風呂を入れる。

ちょっとブレイク。

日常の一こまを書いてみたくなりました。

わたしは統合失調症で、一度、脳内出血をやって倒れ、

現在は、プチ不自由(我が家用語)ながら家事を進めることいろいろです。

健常者にはなんでもないことがわたしにとっては大きく立ちはだかる壁となって

日々奮闘中です。お風呂ひとつ入れることもその中に含まれます。

 

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まずは靴下を脱ぎ、裸足になります。

お風呂場で足が濡れてしまうので、脱いでおきます。

次に湯音をセットし、キッチンタイマーを12分にセットし

(お湯が溜まる時間が12分)

湯上りタオル類があるかどうかや着替えのパジャマ等をチェックします。

 

すべて把握したら、いよいよお湯を溜めます。

夫は熱めの湯音が好きなので、夫が先に入ります。

すると次にわたしが入る頃にはお湯の温度はちょうど良くなる、といった具合。

 

お風呂場の蛇口を全開にして熱いお湯を溜めます。

バスタブの栓がきっちり閉まっているのを確認し、

蛇口が風呂釜に向いているかも確認…。

これをしないとシャワーを浴びてしまうので要チェックです。

 

お湯が出て湯気が廊下に溢れないように、風呂場の扉をしっかり閉め、

キッチンタイマーを作動させます。

 

リビングに戻り、靴下を履いて、タイマーを見ながら鳴る時まで

緊張しつつ待ちます。

だいたい鳴る3分前には蛇口を閉めるためにお風呂場前にスタンバっておきます。

 

スタンバイ時は、また裸足になります。

タイマーが鳴ったら蛇口を閉めにお風呂場に突入。

お湯を止めて「お風呂、どうぞー」と夫に声をかけます。

声をかけて靴下を履き、やっと、ひと心地つきますね。

 

とまぁ、以上のような手順を踏んで我が家のお風呂は入れるようになります。

健常者ならもっとサクサク進むでしょうが、わたしは半分介助が必要な身なので、

こうなります。さして難しいことではありません。これが日常です。

思い出しながら書いてみました。お目汚しをごめんなさい。