意識の見張り番はわたし。
意識の見張り番はわたししかいない。
今度オーバーヒートしたら人生はそこで終わる。
それほどの覚悟で臨む。
前の入院で統合失調症のクラスに出席した。
薬で治すメリットや再発予防のチェックや
病気の進行状況の流れなどプリントを用いての授業だった。
今度病が再発したらそこで終わりなんだよ、と彼から
申し渡された気がする。
わたしも年齢を重ねての病気に関しては
どんな荒れ方をするのか怖いというか自信がない。
周囲にどんな迷惑行為をはたらくか、こころもとない。
意識の見張り番はわたし。
昨日、不意に灯ったフレーズであった。
誰でもない、わたししか居ないのである。
パトカーが往来で一時停止の見張りをしているように、
わたしも自分で見張りをする。
チェックを入れる。
病気はその段階にきているのだ。