精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

24歳の看護婦さん。

とにかく彼女は怒るとドスがきく。

声に迫力が加わる。

最初その声を聞いたときに真面目に震え上がったし、

怖い思いをしたのを覚えている。

さて。

お正月の外泊のために隣室の枯れ木のようなおじーちゃんが

看護婦または看護師さんたちにお世話されていた。

「◇◇さーん」と看護婦さんが呼んだときに

枯れ木おじーちゃんの「いないよー」という返事(笑)

◇◇さんはあのドスのきいてる子だぁ!と思い至った瞬間であった。

次にあったとき◇◇さんでしょ、と話しかけると彼女はちょっとビビっていた。

「名札みたでしょ」いいえ、見ないでもわかりましたよ。

いないよー、なんてのたまわれるキャラは◇◇さんしかいない!

当時24歳と聞き及んでいたのでそれではわたしの半分しか人生を過ごしてない、

まだまだお若いかただ。強持てキャラは勿体無い。

見れば細眉ばっちり前髪もキレイにつくってある。

ドスきかすのだけは勘弁ね。おばちゃんも震え上がるから。