精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

おかしな子ども。

自分ではないような動き。
身体に一枚オブラートがかかるような不自然さ。
だいぶおかしな動きになってる感覚がする。

ただ鈍重な感じ。ほんとうに精神病者みたい。
入院時にはかなり躁状態だったからそれを抑えるにしても
これは抑えすぎだ、と絶望的に思う。
3、4ヶ月の入院がとても果てしなく長い時間に思えた16歳。
病院と服薬に縛りあげられた感覚。
病棟の淀んだ空気に長い廊下。

あの頃の私の自己肯定感が両親にとって異様なものだったにしろ、
精神医療に任せなければならないほど私は困った存在だったのだろうか。
服薬は性格じたいを変えたりはしないのに。
あの頃、私は何が求められていたかもわからずにいた
馬鹿な子どもだったにしても。