あなたは愛変換の装置。
近くまで散歩がてら食料品を買いにいったときのこと。
通勤者の波、自転車や車の往来にボケッとしてすぐぶつかりそうになる私を
夫は巧みに危険から私をかばい道路を渡るときも反対側から車が来ないのを
確認し…ほんとうに細かく気遣ってくれていた。
私は「今、うつ病のゾーンにいないから言うけれど」と前置きして
精神病者なりに不器用ながら失敗を繰り返していく心の在り方を説明した。
物事に自信を失くしていく過程を夫はなるほど…と聞いてくれた。
それらは勝手にいじけていくともとれる。
フツーの人からすると面倒だしそれらはうざったく感じるだろうというのも判る。
「だから大小さまざま葛藤を抱えた皆どんな人も人生の旅の途中なんだよね」
「どんな人の生き方も認めていく時代だよね」
いろんな意味で私たちは中立の世の中を生きている、と思う。
不公平なんてとんでもない。
沸き起こる怒り、憤り、悲しみをどんなふうに光に変換するか。
私もあなたばかり頼りにしないで自主的な変換装置になるね。