フラットな視線を養いたい。
両親、とくに父親の私への思いかたに「この子は狂っている」というのが
基本に在り実際「おかしい」とか「狂っている」という発言を受けたこともある。
そこで発言の元を推し量ろうとすると父親自身も世間や周囲から
同様のエネルギーを向けられてきたのかな、と浮かんでくる。
負の感情で何事も見てしまう人生を送ってきたのではないか、と考える。
それってめちゃくちゃ苦しそうな人生だなあ(そうと決まったわけではないが
父は退職する前に精神科の門を叩いていた。うつ病を患っていた。
実際に私が通っていたA病院に母のつきそいで受診していた。
当時「俺とお前は似ていたんだな」とポツリと漏らしていた。
仕事を辞め急死するまでの父の過ごし方は様々なことから解放されたようであった。
実際、笑顔が増えていたように見受けられた。
私としては自分のこれからを何事も複雑に見ようとしなくていいのかな、と思う。
どんなに奇妙な世間でもいったんは受け容れて考えていこうと思うのである。