時をかける少女。
動物の身体にたましいが宿る。
…考えるとすごく苦しいことのように思えてしまいます。
ただ、それを不幸の始まりととらえない生き方がしたいです。
今では恋愛至上主義ではないですが、
「この人だ!」と好きなひとを見つけた瞬間は
かけがえのない素晴らしいひとときでした。
駆け寄って16のあの時の私に教えてささやいてあげたい。
もう、それが出来ているのかな。
「時をかける少女」の映画を個人的に観る機会がありました。
台詞や演技の繊細さに心打たれっぱなしです。
あの頃やっぱり苦しかったのに、こんな素晴らしい世代を生きてきたのだなあ、
と嬉しくなりました。
生きていて、いいことがある。
それは言葉をうしなう経験より上回ることと
私が、この身体が証明していくのだな、と今は考えます。
希望は傷つかないのです。