デイケアの雰囲気はまるごとありがたい。
デイケアに行ってきました。
東京に越してきてからは入院措置はとられず、
医師からデイケアに通うことを薦められたのです。
デイケアとは入院と自宅療養のあいだにプチ社会の場が
存在しているといった具合でしょうか。学校や会社ではないのですが、
人間関係を学べ興味のアンテナを広げるプログラムが組まれています。
地方のデイケア経験もあり比較すると東京のそれはとても洗練されています。
手話や室内体操、ビーズ細工や習字など割合と専門的な内容を学べ、
他の一コマ一コマのプログラムもとても充実していて
いつも楽しく素晴らしい時間を過ごさせていただいています。
今年の春に大きく調子を崩したときには集中的に通っていました。
夏には状態も安定したのでデイケア通いからは遠ざかり
季節の変わり目の影響で下降気味に感じた今秋また通いはじめた…という感じです。
身体がしんどいと気だるいように心までもしんどいとますます気だるい。
それでも自分らのペースで出席を続けるデイルームの皆さんを思うと、
それもアリ、それもOKなんだよね、と自分の中でも広い視点で捉えられる。
スタッフさんたちも決して無理強いさせず明るく薦めるように接してくださる。
今日仕上げた私の作品から(やったことないけど)箱庭療法的な見方が
できたのでしょうね。
「普段の生活が充実してるように見受けられる」とのコメントをいただきました。
土壇場で参加した本日でしたが、行って良かった…
夫からも今月は下降期じゃなくて意欲的だよね、と言われたので、
中庸くらいに留めて調子が上がり過ぎないところを目指したいです。
それを聞いて「難しいかもしれないけれど頑張りましょうね」とおっしゃった
スタッフさんの笑顔が印象的でした。ではまた、あした。