ああ、眠かった。
なぜ朝なかなか目が覚めないか。
朝ごはんを食べてただちに夫を見送ったらば
包丁ワーク(台所仕事)が待ち構えている。
今では朝食用の野菜炒めの野菜切りをわたしが担当している。
なにせ数が多いのだ。
もともとはまいばすけっとのカット野菜がスタートで
その中身は2、3種類だった筈だ。
今では各種野菜をほりこんであるので、きのこ4種類とソーセージ・ちくわ
キャベツにピーマン、タマネギ、人参。オールスターズだ。
また炒め合わせるときにきくらげ、唐辛子、もやしが入る。
これを朝食で食べ、わたしは昼食にも食べる。
炒めるのは中華鍋で彼の男性パワーで制御してもらっている。
わたしは材料を切りそろえる係。
以前ここで白菜が切れなかったことを書いたが、
今ではキャベツと同様、各種野菜に白菜もばりばり切っている。
キャベツは「ナタ切り」と彼に呼ばれるサディスティックな
その点、白菜はもっとたおやかに切れている。
昨日はヒーリング音楽が流れるなかで包丁ワークをした。
確かに「いつキャベツを切ったの?」と聞かれるくらい平和的に切った。
というわけで、ああ、眠かった。
野菜切りが終わり、味噌汁のつくり置きも終わり、ひと息ついた。
これらが彼の言う「リハビリ」になっている。リハビリ、という表現は寂しく切ない。
完全に目覚めた。眠気が去り、文章を書けるようになり、わたしの一日が始まる。
お恥ずかしながら調理が苦手なだけなんだ…