アカシジアの書痙。
アカシジアによる書痙は、16才から17才まで左手で書いたような
おどろおどろしい字で、当時ノートに丸文字で詩を描くのが好きだった
少女時代の辛い思い出です。
何も説明せず、小学校時代の友達に手紙を書き送ったら、
すっごい勢いで「どーしたの?!」って聞かれるほどの異様な字でした。
お薬手帳も無い頃で、なんという薬でなんという副作用名かわからずに、
また説明しても判ってもらえないんだ、という孤独感から、
わたしはその場を笑って誤魔化すしかなかったのが苦い思い出になりました。
またひとつ前の入院生活で時間があればせっせと彼に手紙を書いて送りました。
彼には「苺は『書く人』なんだねー」と感心されるくらい送りました。
その時の字が行頭は普通の大きさの文字で始まり、末尾がありんこが這っている
みたいな細かい文字に「どうしても」なってしまい、
読む側の彼の老眼を進めてしまうことになりました。あの時はごめんね。
そして最近また変化が見られました。
メモをとる字が小さくなってないよ、と指摘され、「本当だ」と気づき、
ううん、これは行頭の癖で書きはじめは大きいだけなんじゃない?
とぬか喜びだったのかなぁ…
長文を書いてみないことにはまだわからないよね。
おし。写経ならぬ写本をやろう。
だいすきな銀色夏生さんのつれづれノートシリーズでやってみよう!
で、窓辺のテーブルにノートと本とボールペンを置いて準備しました。
答えは、待て次号。今日は記事がもうみっつ上げることになるのかなぁ。
よっつめで真実は明かされる…どきどきわくわく。