精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

遠心力。

若いときから薬漬けで肝臓も傷んでいる。

現在はアルコールを禁止されている。

両親の薬信仰はすさまじかった。

心が薬品で治るものか。

ひとはひとで癒される。

だいすきなひとを思い慕う気持ちがわたしを癒してゆく。

わたしが故郷を遥か北へ置いたのは

強い遠心力が働いたからである。

実家へ娘が寄り付かないと母がこぼしていたそうだが、

何かと言うとA病院を持ち出してくるからだ。

とうとう息の届かない場所へ娘は行った。

しあわせに暮らしていると妹へメールを送っても

無味乾燥な事務的な返事ばかり。

遠心力はまだまだ続く。