介護の現場。
東京では雪降りと梅の開花が被りがち。
うんと寒い時に花が開くとは梅の花は強いのではないか、と思うのだ。
今日もよく晴れていて精神的に潤いがあって大変嬉しい。
太平洋側の晴れの天候の享受が嬉しい。
彼からの介護を受けていると自分の祖母がどんなふうに
母からの介護を受け止めていたのだろうと、思いを馳せる。
「未だご飯を食べていない」と駄々をこねるおばーちゃんに
「ばーちゃん、さっきうどん食べたと言ってたじゃん」と突っ込みを入れたら
ペロッと舌をだした祖母であった。
わかっていて「食べてない」と典型的なことを言うのだなぁと思った。
それにしても周囲からすると相当憎たらしい言動をする。
母のイライラも限度額いっぱい、という感じだった。
血のつながった親子の介護現場でこれなのだから、
義理の関係のそれの苦労は想像に難くない。
わたしの介護は夫で本当に良かったと思っている。
笑いの勘所が通じる仲なのでそれも一役かっている。
精神的な潤いのあるこんな晴れた日に思ってみた。