言葉を失くす部屋。
他者に「これくらいはいいだろう」とこちらが勝手に判断して
無遠慮なふるまいをしたことを幾つか思い出すにつけ、
もうこちらが忘れ果てている不躾なふるまいもあった筈だと思いいたり
なんて無礼な自分だったんだろう、その良くないエネルギーはどこまで
他者を蝕んだろうと考えると止まらなくなる。
思いもかけない人の思いもかけない葛藤に私がなっているかもしれない。
ぞんざいに生きてきて(ぞんざいに当たる漢字が無いことを今知った)
私のエネルギーの犠牲になっている人々の多いことを思い知った。
自分の内をのぞきこむと言葉を失くしてしまう部屋に入り
その暗さに灯りをつけていこうと頑張りだしたところだ。