精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

「退院したいと言わなくなったら退院ですよ」

退院は自分の意思ひとつでは出来ないと言い渡されて

初の入院の初めのわくわく華やいだ気持ちはそれを境に一気に沈んでいった。

 「退院したいと言わなくなったら退院ですよ」の意味がさっぱりわからなかった。

 

1度目はこちら側のゴリ押しで子どもじみた退院をしたのだった。

2度目はそれまで他の患者仲間の巣立っていく様子を

客観的に見てこれたので「退院したいと言わなくなったら退院」の

真の意味が掴めたと思う。自己責任のある生活態度をし円満に自立的に退院した。

 

私が16歳から18歳まで大人になっていく移行の期間の経験だった。