ひとり、風に吹かれるように-つれづれノート<25>
銀色夏生さんが長女のかんちゃんに相当手を焼いてきたように
ここへきて長男サクくんの頑固な面に同じく手を焼き始めたようだ。
銀色さんが日々感じたことを正直に書かれるのが好きで
夫ともどもつれづれシリーズを一巻めからずっと読んできた。
ひとり、風に吹かれるように―つれづれノート〈25〉 (角川文庫)
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: 文庫
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銀色さんだからこそ、この娘・この息子、という縁を凄く感じる。
人はたましいに丁度いい(ふさわしい)家を選び家族を織り成すのだなあ、とも。
私は私の体験をしに実家に生まれたのだろうなと思う。
私に付けられた名前、育った体格にも同様な思いを抱く。
父のありかた、母のありかた、一緒に暮らした3世代の家族のすべてに思う。
私も皆も全員が濃かった。それがそのままで自然だったことにも。