精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

病から理解が進んだ今。

病を経て良かったことがふと浮かんだので書いてみる。

「さまざまな苦しみへの理解が進んだ」

運命のハンマーで殴られないとこうはいかなかった、と思う。

おしなべて私の人生は色々なことに気づかずボケラッとしてるらしい。

病はお気楽な私を揺さぶり、より鋭敏に生きろと教えてくれた。

おかげで配慮と規律とを意識にのぼらせると世界は鮮やかな広がりを見せた。

夫が隣で穏やかな顔をしている。ここへたどりつくまでの道だったのだ。

細やかになった感受性をこれから更に細やかに運ぶのだ。澄んだ音を心で立てるのだ。