自分に礼儀正しく。
1度めの入院中は周りの年上の患者たち(年上しかいなかった)に
こぎたない16歳という扱いだったので孤独感は相当なものだった。
入院前は「死にたい」とはっきり考えていたので
運命は「それなら」とばかりにこういう世界もあるよ、と
私に見せてくれてたのだと思う。
自分の感じたとおりに(またはそれ以上に)世界が提示するものが変わる。
こちらが素晴らしいと思えばそうなるし糞だと思えば1流のそれが登場する。
宇宙に他意はないと思う。本当に「そのまんま主義」なだけだ。
すごく強く願って想像してそれを一度忘れていて
あてになんてちっともしていなくて
アクセスした先で夫(当時は彼)が私を
すっぽりつつむだけのスペースを空けていた。
人生の岐路になるとは想像外だった。
1度めの入院もそうだったし夫との出会いも然り。
自分を持っていたかどうかで展開のトーンはがらりと変わるけれどね。
いずれにせよ自分を疎かにはできないし
きっちり書けば自分に礼儀正しくするのが絶対な気がする。
運命の芽吹きがその後の私を呼吸しやすくさせるためにも。