自分から微笑んでいる彼女の世界もきっとやわらかい。
笑顔を言葉として用いるとそれは伝わる。
デイルームの線の細い彼女がそうだ。
心がずっと微笑んでいる。誰もが彼女ににこやかに挨拶していく。
いつも静かな笑顔のひとを見かけると襟を正す気持ちになる。
私の暑苦しいエネルギーの発散を抑えようという気持ちになる。
自分から微笑んでいる彼女の世界もきっとやわらかい。
ひとはおとぎばなしを選択してそこに生きることもできるんだ。
自分を認めること、他者を認めること、ぜんぶつつんでいけたらいいな。