精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

受け容れていく人生、受け容れていくビッグスマイル。

10代・20代のときは判りにくかった。

人生に現れたものがすべて「つまらない」と感じて拗ねていた。

実際何もかもをつまらなくとらえてしまい傲慢な時代だったと思う。

傲慢ゆえの若さだった、ともいえる。

 

今では「人生は受け容れてから咀嚼する物語」だと思っている。

たとえば大雑把にまとめて人生がイコール人格だとしよう。

人は批判はされたくないが受け容れられたいように出来ている。

受け容れて人間関係は始まる。同じように人生も受け容れてから開花するのだ。

 

つまらない、ヤダヤダとごねていては何も始まらなかった。

道理で30歳を過ぎるまでは人生にそっぽをむかれていた(ずっと入退院)訳だ。

私は私に謝らないといけない。それまでだいじに生きてこなかったことに対して。

 

夫はウォーキングするごとに私の写真を撮る。

彼は変顔をしてまで「笑った顔が見たいから」と私の笑顔を撮りたがる。

最初はもっとおすましして撮られたかったが次第にビッグスマイルに慣れてきた。

そういうエネルギーが徐々に開いていく感じとかも

人生が従順についてきて仲良しになった過程と似ているな、と思ったのだった。