長生きスウェット。
私のパジャマ代わりにしているスウェットのパンツ。
たしかユニクロで1500円したと思う。
5年越しのくたくたのスウェットの破れたところをフェルトでツギあてをし、
ウェストのゴムが緩んだので100円で紐を買い糸通しでとおし、
紐の先には手芸屋で買ったウッドビーズをつけた。
精神障害年金を受給していたときはその手の服の傷みを見つけたら
簡単に捨てて新しいものをきっぱり買っていたけれど、
精神障害年金が打ち切りになり私の財布から出ていくお金に大きな変化が起きた。
物をだいじにしていく流れが出来た。
物をだいじに使う夫の影響も大きかった。
彼からは本当に無駄金が出て行かない。物も服も心から必要なだけ買い揃える。
健常者でありながら堅実で生きている。
夫の服もこれまでパジャマ・よそいき問わず幾つリペアしただろう。
なので私のスウェットの破れを見つけたときは
「あ、縫ってまた使おう」と自然に思えたのだ。
ちょうど女の子デー直前の無性に細かいことをしたくなる(それは私だけかも)
時期にあたったのと布よりはまだ親しみのあるフェルトで縫う作業が
とても落ち着いた時間となったのでした。あと10年は着たいな、このスウェット。