ありえない、といわないで。
苦しさを訴え続けても医者たちは口を揃えて
「この量の薬でその副作用はありえない」
とスルーされてきた私のアカシジアとは一体何だったのだろう。
今それを掘り下げてもしょうがなさすぎるのだけれど
アカシジアにまみれた日々は私を解放してくれない。
というか私が許せていないのだな。
アカシジアは時を選ばずくる。
身体がとても嫌な感じに震え続け座って休むのがとても困難になる。
フラフラ動きまわりながら心臓が出そうなほど苦しい時間が去るまで
なんとか逃すしかないのだ。
アカシジアを出す人は運転も会社勤めも学校も続けられないだろう。
精神薬で日常生活に支障が出る。全く意味の判らない受け容れられない日々だった。
ロドピンの新薬ジプレキサで私はアカシジアのない生活になった。
精神薬しか知らないのだが他の薬の副作用は
どんなふうに対応されているものなのだろう。
しっかり合わせてもらった、という幸福な例よりは
薬自体の進化を待ってやっと解決…というのが多そうな気がしている。