精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

思惑が声に出る。

外出前に「図書館へ本を返そうと思っているんだけど」と

夫に伝えたら、「それなら僕のリュックに(本を)入れて

持っていってあげるよ」と答えたので、

 

私は「本当?」

 

オクターブ高い声で確かめたのでした。

 

その「本当?」が相当嬉しそうで本を持ってくれるなんて

思惑どおりだわ、というふうに夫に聞こえたのでしょうね。

あれから事あるごとにわざとらしい私の「本当?」の声音を

真似して繰り返してみせる夫なのでした。もう勘弁してー、というくらい。

 

彼はこの手の思惑含みのオクターブ上がる声音をつかまえるのがとても得意です。