聞き入れる素直。
フォームがばらばらなのに自分でそれを気づいていなくて
正しい助言をくれたひとを恨みさえした、
そういう場面を思い出した。
聞いて咀嚼したらその子は正しいフォームにより速く近づけたのに
いい点が出せたのに助言の時点で抵抗を感じたから
ますますおかしなフォームになって点をうしなったのだ。
その時にうしなった点数のことで助言者に当り散らした。
抵抗をせず降ってきた言葉を素直に受け容れていたら
その子の出せる点はもっといいものになっていただろう。
私は遠くから見てそれが俯瞰のまなざしになった。
ただ、何年も経ってやっと感じ入る心になった。
助言は自分への否定ではなくて自分を伸ばすものだ。
自分を伸ばす言葉を素直に聞き入れよう。
聞き入れても自分は壊れやしないのだから。