精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

自分の席がいつまでもしっかり在る。

先日、雪の影響でレインブーツを履き替えに一度家に戻ってから

私の精神は恐慌に見舞われ次の日には何を着てよいかわからず

1時間近くも洋服たちの前で泣いていました。

 

あっという間にのみこまれていく。

その後、何事もなかったかのような態度を保ち続けていた

夫に助けられ、あっという間に浮上できました。

 

この「何事もなかったかのような夫」イコール森羅万象だと思うのです。

 

私が脆く崩れても地球は相変わらず回っています。

それは私が置いていかれたのではなく

(そう捕らえてしまいがちなのが病気の特徴でもありますが)

きょうも回っている世の中に自分がしっかり座れる席があると信じられたら

ただ素直に腰掛けてみる、という風に精神を持っていけば間違いはありません。

 

他はいちいちを大げさにドラマティックに受けとらないこと、でしょうか。

私は真に受けすぎます。そのままのショックは破壊的に大きくなります。

心に緩衝材を持つかザルのようにあっさり漉してしまうのもいいと思います。

 「これからは君の味方ばかりが現れるよ」

夫の言葉にたちまち塊の岩がハチミツになったかのように溶け出しました。

 

…たとえて言った「自分の席」はそういうものだと思います。