濃い味に慣れた秋田県民、幼児から「味覚教育」
私は東日本出身で夫は西日本から来ている。
一番最初は味付けの差が大きかった。
夫がつくるものはとても薄味で
薄味=不味いの感覚で生きてきた私は大きくとまどいながらも
出汁を強化することから薄味料理に慣れていった。
濃い味に慣れた秋田県民、幼児から「味覚教育」(YOMIURI ONLINE)
教育として小さいうちから味覚を育てるという記事を夫が見つけてくれた。
子供たちは自分の家の味と幼稚園等で食べるものの味の差に
とまどわないだろうか。が、趣旨としてはとても良いことだと思う。
私の場合40歳を過ぎてから味覚が変わったパターンだ。
教育機関等で強いられるよりは幸福感とともに薄味好みにシフトしたと思う。
夫も私も出汁好きだった。
「苺が旨み好きで良かったよ」と何度彼が言っていたことか。
私も食事をつくっていてなんだか味がぼやけているな、と感じたら
醤油を足すのではなく(故郷ではそうしていた)
出汁を足して印象を締めるようになった。
うどんなどは今も好きだが関西風の薄いつゆでお出汁を利かせたもので食べたい。
回転寿司では置いてあったらポン酢をかけていただくのが好きだ。
野菜も毎日沢山摂るようになったので塩分排出もできているだろう。
おかげで血圧が安定している。穏やかな毎日につながったと思う。
薄味コースへ案内をしてくれた夫にとても感謝している。
実家の母の食事は濃い味だったけれど私はしっかり旨み好きとして育った。
もちろん母の無条件の愛で出された食事にも感謝している。