消費・曖昧me.
無闇やたらと物を買ってしまう時、浮かれて楽しいのと裏腹に
心の隅に乾いた部分を意識してしまう。
自分はいろいろ我慢してきて消費で紛らわせている、と。
増えている服を見渡すとそんな気になる。
もう物を買ってもあの頃ほど嬉しくない。
流行り廃りに関係のないところで手持ちの服飾品から
今の自分にしっくりくるものを身につけていく、
その工夫だったら安らぎにつながる。
30年前には服など3枚きりで夏を過ごしていた。
自分の歴史をあれこれ振り返りながら今の自分を鏡に映す。
買い物がままならない時も消費に燃えた頃も
それらは適切な順番で私に訪れていたんだなあ。
どの時代も私を決して損なうことはなかったのだ。