嬉々とするからときめきで進めた。
私はいつも歓びによって変われた。
想像するに蝶々がサナギを脱ぎ捨てる段階には
蝶々自身はめちゃくちゃ嬉しかったりするのかも。
歓び物質が蝶々に充満しているからあんな大掛かりな
メタモルフォーゼが可能なのかも。
歓びが素晴らしい場所へ導く。
学校へ向かう朝はいつまでもベッドにぐずぐずしていたけれど、
日曜の朝は自然にときめきで起きるように、
土曜の夜はドリフを見た楽しさで寝付かれなかったのに、
魔法のように起きられた日曜の朝の清々しさ。
私たちは叱られたって変われやしない。嬉々とするから進めるんだ。
あの頃憧れたどうしてもなりたかった大人になったのだから、
自分を広げることのみでオリジナルの幸せを築こう。