古い体制からここまで。
自分の目でとらえたものの
どこからどこまでが真実か。
人の評価があてにならないのと同じように
私のまなざしもあてにはならない。
医師からすると副作用の不具合をわめきたてる(苦しいからね)
患者の様子は滑稽でしかなかったろうが、
私の身体を通してあらわれた副作用は医師が学んだデータとは
まるきり個別なところにあった。
「この薬の量で(副作用など)そんな筈はない」
遺伝子から調べてどういった薬の効きかたをするかは
千差万別の宇宙が広がるだろうに。
アカシジアが自殺に結びつきやすい症状であることを
最近知ったばかりだ。その通りだと感じてきた。
現在はロドピンの新薬としてジプレキサを受け容れて小康状態を保っている。
故郷での私は病院側にとってはやりにくい存在だったと思う。
また私自身も故郷の病院の古くから続いているやり方にずっと抵抗してきた。
東京のスタイルに出会えたのは僥倖だった。
こちらへ来て最初に探し当てた医院が出会いだった。