精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

入院こもごも。

家族にひっぱられ担ぎこまれての入院。

悔しくて嫌でたまらなくて号泣しながら一夜を過ごす。

反対に自分から調子悪いので入院したい、という場合は

病院側から何らかの理由で拒否されるから不思議なものだった。

患者仲間と「どうしてもしたくないってときは入院させられるし

入院したいってときにはさせてもらえないよねー」「そうそう」

なんて共感を寄せ合った。

 

私自身の経験でいうと入院期間はだいたい平均3ヶ月間ほどだった。

これは病院側にいわせるとごく短期間で済んでいるほうらしい。

だからといって病状が軽いかというとそうとも限らないらしいが。

入院期間が何年にも渡ったり十何年もという患者さんも多数いた。

家族の受け入れる状況が整わない場合が多かったようだ。

長期入院のかたはお盆と年末に外泊をしていた。

 

クリスマスが過ぎると年末年始の外泊者が増え病棟内が閑散としてくる。

外泊せずに残っている患者で食事の椅子の間隔を詰めて

テーブルの真ん中でいただいたりなど通常と違う雰囲気になる。

お正月にはお雑煮やお餅が出されたりもする。冬季の入院が多かった私の思い出だ。