大人で変わる、見えてくるもの。
アカシジアも書痙も性欲減退もその他諸々の不具合を訴えても
「(お薬をのんでいるのだから)それぐらいは我慢してくださいね」のような
文脈の答えが多かったな。答えがあるぶんまだよかったとも言える。
藤臣柊子さんの精神病にまつわるコミックエッセイを読むと
診察時に自分の状態を告げて柊子さんから「デパスをください」と
薬を指定・リクエストしドクターが「はい」と処方する東京には
柔軟な対応があるのだな… 地方にいたわたしには夢のような気がしたな。
それも患者本人の資質がどれくらい大人であるか、というのでも
きっと変わってくるのだろう。
精神的に大人だと周囲の対応も大人の対応にもなるように。
自分から変わる、つられて世界も変わる。
よく磨かれた鏡に映るようにきっと正確なんだろう。
昨日のデイケアからの帰り道、
「今を受け容れて完了・または物事が進む」という言葉が
身体じゅうを駆け巡った。進ませたい案件がある。
微笑みを浮かべて受け取りにいこう。