感謝を返す。
私の母は悩みごとを持ちかけると「気にしなければいい♪」と
鼻でフンと一息あしらうようなひとで、
今なら「そっか。くじくじ悩んでフォーカスをしないだけなんだ」とわかるのですが、
母のはまるで他人事のように(実際そうだけど)フン、で一蹴、
鼻先あしらいはつめたいぞぅ、と当時はうらめしく思ってました。
うらめしく思ってた時点で気持ちに寄り添ってもらうことを
アテにしていたこちらの勝手な依頼心があったことも確か。
こういう娘(私)を育てていく中で母は難しいことだらけだったようですが
(あれ? 他人事返しになってる…)初の入院前のひきこもりの私は
家族の誰にも心を漏らすことは皆無でした。
なんだか何を言っても仕方ないよ、という気持ちでいっぱいで。
心を開いて相手に向かいあう、ことが出来てきたのはインターネットが登場して
ネット越しからだったと思います。それもなんだか不健康な気もしますが
そもそも入院回数が2桁にさしかかっていた私からすると
健康・不健康のモノサシの外で生きてきた自負(とはなんだろう…)があったので
ブログというスタイルを手にした時の感激は並々ならぬものでした。
しゃべり言葉ではどうしてもあらわしきれず滞る私に
文章には推敲の余地がありますので。得意分野あらわる。
賢者や和尚さんなどにお話を聞いてもらったら
「出逢った人々すべてに感謝せなあかんよ」と返されると思います。
それだけ現在生きていることこそが奇跡なんだから。
感謝を続ける、その一点にフォーカスしたいと考えています。