フラとビーズとスマイル。
室内体操のプログラムに参加。
ビーズ細工の時間にも出席。
デイルームの一人とお話しして自分は今こんな気持ち。というのがわかった。
学校の休み時間が苦手で苦痛だった私は
今でも集団に溶けこむのがギクシャクする上に緊張する。
朗らかで居たら居たでおかしなテンションになって周りから嗤われるんじゃないか、
そんな恐怖がある。聞いてくれた年下の子は「(嗤うなんて)しないよー」と
答えてくれていた。そうだよね。みんなそういうの理解してる。
恐れは要らないんだよね。だから笑顔をとりだして顔に浮かべた。
「観音崎さんの表情を見ているとお家でも穏やかに過ごしてるのだろうな、
って伝わってきますよ」 スタッフさんがそう話しかけてくれた。
唇の端をつとめて上げてたからきっといいふうに出たんだろうな。
室内体操の後にクリスマス会に発表するフラの振り付けの練習をした。
身体表現は苦手だけど音楽にのせて身体を動かすのがただ楽しい。
ビーズ細工では家で余っているビーズ数種を提供したら
みなさん使ってくださって実に素敵な作品をつくっておられて嬉しかった。
笑顔が広がっていく、実体験の一日だった。