精神的な壁・ひらりと飛んで虹。

やはり心のことを書こうと思い直し。

断薬してパート後、一番キツい入院。

一番キツい入院の前に、わたしはお薬を飲んでいませんでした。 「君はもう(薬を)飲まなくていいよ」と診断した医師が居たので、 わたしは断薬しました。パートに就いたのはその数か月後。 結局入院になり断薬は失敗に終わったこととなります。 夫はわたし…

幸福追求権。

「苺につらくあたったりしないね」と夫は告げてお盆休みが始まった。 わたしは嬉しかった。言い争いをしないでお盆を過ごしたい。 夫は賢い。賢いがゆえに気づく視点がいっぱいある。 わたしはボケ倒してはいられない。もっと目覚めて動かねばならない。 恵…

就労支援のプログラム。

わたしは昨日涙にくれた。 「どこにも行き場がない。」 結婚しても家事能力もなく夫に迷惑をかけ放題だ。 これは被害者意識から遠い文章にしたく思う。 閉鎖病棟から退院する際には投薬の管理の指導、統合失調症を繰り返さないための学 習・集まり・及び指導…

わかりあう、交差する人生。

エネルギーレベルでの心の邂逅。 夫と深い部分でやりとり出来た感触。 彼がいつも言っていたのはコレだったのかー!と膝ポン。 手をつなぐだけでecstasy。確かに、ウンウン・その通り。 季節がゆく様子を見るだけで確固たる幸せを感じる夫。 物を買う、消費…

彼方のひとびと。

まいばすけっと(コンビニ規模のイオン系のスーパー)の帰りに 荷物が重い時など、フラフラになりながら、脳裏に彼岸に逝ったひとびとと 話をしながら歩いていることがある。 その1(ばーちゃん)「ああ、そんなに”よんがらよんがら” (フラフラと歩い)て…

遠い記憶。未だ苦しむ。

わたしの人生の忘れられない出来事。それは国立のA病院。 両親が「苺はオカシイ」と判断してひっぱって連れていった精神科。 当人としては日常であるから特に何の異常も感じてはいない訳で。 今より乱暴な投薬の時代。粗野な扱いをする看護婦(当時の言い方…

アカシジアと書き文字。

アカシジア。座っていられない症状はただでさえ我慢強くないわたしにとって 何度も訪れるハードルだった。ハードルにぶつかって転ぶ。 現在はお薬がバージョンアップして悪さは直接食らわないものの、 かろうじて残っている症状として書き文字の汚さが気にか…

涙がとまった。内観。意識に光を降ろしましょう。

夫からきいた内観の方法。 意識に光を降ろしましょう。 意識が(どういった感じか)難しい場合、わたしは心に残っている「出来事」に 照射する雰囲気で光を降ろしています。 これが°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖° いい感じなのです!!*..。+゜¨☆*..。+゜¨☆*..。 ドロドロのネ…

はなびらのうみ。

この季節、この時期だけの、はなびらのうみ。 漕ぎだしてきました。今度ひとりで歩きます。 わたしたちは一緒に居すぎましたね。 すこしだけ離れて有意義にそれぞれ過ごすこともまた大事で、 あなたが提案したそれらを了解した午後。 怪我や衝突などありませ…

動かない彼女。

このブログにも幾度か出てくる彼女。 まったく自分から動かない道を選んだひと。 その強情さにわたしは心から驚嘆する。 なんて依頼心の強いひとだろう、と。 何かショックなことがあったんだろうか。人生に絶望したのだろうか。 一番最初に「いいわね、動け…

辛かったアカシジア。

何が辛いって当時の主治医の先生がこちらの言うことをはぐらかして無視されたこと。 副作用と訴えてるのに認めてくれなかった。 これがのちに高血圧のお薬が遅れることに影響する。 「医者は患者に薬を合わせないもの」という思いこみになって。 ロドピンを…

「ウチの素顔だ!」ばーちゃんが言う。恥ずかしかった。

実家にて。社交的なわたしのお祖母ちゃんは いきなり友人を連れてきては孫がくつろいでるのもお構いなしに 「ものっそい」散らかってる部屋へ通して、 「これがウチの素顔だ!」と言い放った。 孫娘たちは散り散りばらばら。「行かねんで、行かねんで!」 (…

絶対神ではない。

夫とて絶対神じゃない。 知識の数や内容は適わなくても絶対じゃない。 わたしはわたしを行こう。 そう言い聞かせながら心に刻んだ。 空はどんより。 なんなのだろう。昨日は暖かかったらしいが精神的には大差がない。 大まかに区切ってやはり冬の気温だと思…

憐れむなかれ。

プレミアム土曜日だからこそ、掃除に精を出した。 まぁ書かないが。夫から「掃除した時だけ嬉しそうにブログに上げないで」との お達しがあった。んなん、自己満足の世界だ。別にいいじゃんよーってわたしは 思うんだけどな。 「規格外の私の尻拭いを何度も…

憐れむなかれ。

プレミアム土曜日だからこそ、掃除に精を出した。 まぁ書かないが。夫から「掃除した時だけ嬉しそうにブログに上げないで」との お達しがあった。んなん、自己満足の世界だ。別にいいじゃんよーってわたしは 思うんだけどな。 「規格外の私の尻拭いを何度も…

目に見えるもの・見えないもの。

例えば「心を観察する」という表現。 これがちょっと前までは分からなかった。 今ではわかる。自分を理解してあげることに繋がっていくからだ。 自分は自分が分かっていればいい。 それが誰か(たとえば好きな人に)であれば尚、精神衛生上いい。 最近ではそ…

切り離すイメージで、手放した。

母とわたしは女同士だが人格が違う人間だ。 いつもフラッシュバックする苦い思い出は完全に許した上で切り離そう。 そもそもが違うのだった。 考え方も生きる意義も、見事に違う。話す語彙も果てしなく違う。 丈夫に産んでもらった恩義はあるが、歩く道すじ…

ぐちゃぐちゃになったラップを深呼吸ひとつして戻し孤独と向き合う。

いやーまいった・まいった。 浅漬けの小皿にね、ラップをかけようとしたの。 手もとがすべって哀れラップは端っこがわからなくなっちゃった。 切り口は半分見えない・ああう! わたしは一時パニクったが順番を経てラップの端を見つけた。 こういう場合はセロ…

過ぎてしまえば皆うつくしい。

「過ぎてしまえば皆うつくしい」とは歌謡曲にあった一節だ。 喉元過ぎてしばらく経てば出来事の苦味は消え事実だけが残る。 あの頃のわたしに伝えたい。「あのね、今苦しくてもそれでも生きてごらん。あなたは 絶対に幸福になるんだから、信じてごらん」泣い…

おおむね静まった湖水。

おおむね静まった湖水。…綺麗に書きすぎ! 加齢とともにあれこれ騒がなくなった。わからないことは質問する。 「聞くは一時の恥」だけど聞いて損はない。だから聞く。 新しい世界が広がる。経験値が「ちゃりん☆」と貯まる。 わたしが豊かになる。 今日の厨房…

壁を越えたら寛解。

今、向かっている壁を越えたら、寛解みたいなものじゃないか、と夫は述べた。 そう、壁が出現したのだ。 わたし側としては昨日と変わらぬ日々に戻るだけだから、 その壁についてどうこう言うつもりはない。 ただ、悲しいばかり。 たとえば「デイケアに自分の…

先ず隗より始めよ。

夫から賜った言葉に 「先ず隗より始めよ」って故事成語があります。 身近なところからせっせと仕事や用事をこなして「さぁこれからが勝負」 なのだ、と。見えないところで努力する。お天道様は観ていらっしゃいます。 あなたの努力。それは誰に見えていなく…

今、取り組む。

周囲を見ていれば解るのですが どれだけ「今」に立ち向かい取り組めているか、が鍵なんだと思います。 後回しや怖気づくなど多くのかたが今に背を向けて押し黙る。 それでは空気は動かないでしょう。 自分がまず動かなくては。ムーブ。踊り出すんだ。 宝の地…

100人に1人の統合失調症。

100人に1人は決して少なくはない割合なんです。 学年にひとり統合失調症が発生するとなると、多いでしょう? 怖いのは99人が排除にかかる世の中なんです。 99人が怖い。まったくひとりぼっちのとき幾度も命を絶つことを思い描きました。 だけどできなかった…

田んぼに蛙。あの夜みた風景。

最初に言おう。布団ひと組みをダメにした。 2回めの隔離状態(保護室送り・他者を著しく惑わせるため)のある夜のこと。 わたしは田んぼにいた。夢じゃない。トイレットペーパーで「ばってん」を 入れなくては、と必死だった。そうこうしているうちに巡回の…

ドラムのように。

www.youtube.com 思いのたけをドラムにたたきつける彼女。うらやましいと思った。 ううん、ちょっと違う。うらやましいのとは違う。 わたしが10代の頃、周囲の大人たちと感じた想いと、この気持ちは一緒だ。 大人たちにこちらが喚起させた想いは同じだ。 時…

性別・女子だったから逃げ場はあった。

10代では独身時に「家事手伝い」という立場でいられた。 20代以降「専業主婦」って括りに逃げられた。 女子に生まれた特権を生きたなぁ。男の子だったら辛かっただろう。 「男は働かなくちゃね!」衒いなく言ってのけた大学生がいた。まぶしかった。 「ハイ…

わかってもらえぬアカシジア。

アカシジアの苦痛は一般的な健常者には理解しがたい症状です。 アカシジアばりばり出ていた時、実家にて階段を昇り降りするわたしに母が 怖そうに「お薬、変えてもらったらぁ~(おろおろ)」と言うのが精いっぱい。 また前夫さんは「内省的なものだと思いま…

初めての入院とアカシジア。

入院生活もほどなくしてそれは訪れました。 「か、身体が震える」自己制御はできません。 そのまま横になっていられればいいのですがアレって「座れない」と言いますね。 着席をキープできない状態。身体が微妙に振動して気持ちが悪い。 心臓が飛びでそうに…

私の16歳。

16歳はわたしにとって重要な年齢でした。 次々おない年の女の子たちが芸能界デビューを果たし、 わたしは日常であがいていました。 高校はギリギリのところで男子校を選び(工業デザイン科・男女半々) 母の後輩にあたる高校だとのちの人生で分かり、どでび…